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書籍「好きな場所で生きていく」刊行へ 「なごや魅力会」メンバーの自分らしい生き方紹介

「好きな場所で生きていく」を手にする「なごや魅力会」代表で、名古屋の老舗和菓子店「元祖鯱もなか本店」専務の古田憲司さん

「好きな場所で生きていく」を手にする「なごや魅力会」代表で、名古屋の老舗和菓子店「元祖鯱もなか本店」専務の古田憲司さん

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 「なごや魅力会」のメンバー11人が仕事に対する思いや考えを書いた書籍「好きな場所で生きていく」が2月25日、「プラチナ出版」から刊行される。

「なごや魅力会」メンバー11人の共著「好きな場所で生きていく」表紙

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 「なごや魅力会」は、地元を盛り上げようと2018(平成30)年に発足した団体。メンバーは、名古屋・東海エリアを活動やビジネスの拠点にしている。現在50人以上いるというメンバーは完全紹介制で、活動や仕事などが魅力的な人が集まる。異業種交流会を通じて仕事や活動のコラボを実らせることもあるという。現在、2代目代表を、名古屋の老舗和菓子店「元祖 鯱もなか本店」(名古屋市中区松原2)専務で不動産活用事業も手掛ける古田憲司さんが務める。

 好きな場所で、会社や組織にとらわれずにオリジナルのライフスタイルを貫く方法をテーマにした内容で、20代3人、30代4人、40代以上4人のメンバーの11事例を紹介する同書。

 インフルエンサーでフリーモデルの20代女性がSNSマーケティングを学ぶ中に、教える立場に移行したストーリーや、M-1グランプリに挑戦し続ける弁護士で同じく弁護士の相方と漫才活動を本気で取り組む30代男性、サラリーマン生活の40年を報道の現場で働き続けた地元テレビ局社員の60代男性が語る取材現場の経験談、現代におけるインターネットとテレビの共生についてなど。体験談やノウハウなどを、文章に加えイラストや図を使って分かりやすいように工夫した。メンバーのプロフィルも掲載する。

 古田さんは「登場する11人の共通点は、誰も特別な人ではないこと。それぞれ、自分に何ができるかを懸命に考え、挑戦し続ける中で自分らしい生き方を手にしている。今でも現在進行形でチャレンジし続けている」と話す。

 「新型コロナウイルス感染症をきっかけに、場所や環境にとらわれず、好きな場所で生きていくことに注目が集まっている中、自分がどうしたいか、野心と一緒に不安や悩みを抱えている現役世代の方に、本で紹介する事例からヒントを得てもらえたら。名古屋で活動する人を取り上げた内容だが、ただの名古屋本ではなく、どの地域でも当てはまる内容なので、地元に限らずたくさんの人に読んでほしい」と呼び掛ける。

 仕様はB5判。160ページ。価格は1,760円。主要書店のほか、Amazon(発売日は28日)で販売する。

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