世界コスプレサミット実行委員会(WCS)が3月1日、「世界コスプレサミット2022~20th Anniversary~」を8月6日・7日に開催すると発表した。
「世界コスプレサミット2021」で行われた「ワールドコスプレチャンピオンシップVideo Division」
同イベントは日本のアニメ・漫画・ゲームなどのポップカルチャーを愛する「コスプレイヤー」が集まり、新しい形の国際交流・文化交流を創造することを目的に、2003(平成15)年から愛知県で開かれている。開催を重ねるごとに参加国・地域が増え、2021年はオンラインで30の国と地域が参加した。
20周年を迎える今回は、栄のオアシス21、愛知芸術文化センターほか名古屋市内を会場に、さまざまなイベントを開催。コスプレの世界一を決める大会「ワールドコスプレチャンピオンシップ 2022」や、コスプレイベント、ライブ、ステージ、一般参加型の「コスプレランウェイ」やパフォーマンスなどを行う。
WCSは1日、「世界コスプレサミット20周年特設記念サイト」を公開。世界コスプレサミット20周年の歩みを振り返る「みんなで創るコスサミ年表」や、過去のイベントに登壇したゲストのお祝いメッセージの紹介、「世界コスプレサミット2022」のコスプレイベントの参加券が当たるフォロー&リツイートキャンペーンなど、さまざまなユーザー参加型コンテンツを実施・掲載していく。
WCSは「アニメ・マンガ等の作品・キャラクターを表現するコスプレという文化は、この20年で大きく変化した。開催当初は、公共の場でコスプレすることや、パレードで街なかを歩いたりテレビで紹介したりすることは、なかなか受け入れてもらえなかった。今では、多くのコスプレイベントが街なかで行われ、テレビや雑誌で活躍するコスプレイヤーも少なくない。常に新しいチャレンジをし、コスプレの新しい楽しみ方を提案し、そして原作の良さをたくさんの人に知ってもらう。このことを念頭に、世界コスプレサミットは第一線で走り続けてきた。これからもコスプレ文化の発展に寄与していくべく、引き続きチャレンジをしていく」とコメントを発表した。