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愛知県芸術劇場が家族で楽しめる舞台芸術企画 公演や体験・ワークショップ

愛知県芸術劇場が家族で楽しめる企画「ファミリー・プログラム2022」を開催。写真は「げきじょうたんけんツアー」の様子

愛知県芸術劇場が家族で楽しめる企画「ファミリー・プログラム2022」を開催。写真は「げきじょうたんけんツアー」の様子

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 愛知県芸術劇場(名古屋市東区東桜1)が7月24日から家族で楽しめる企画「ファミリー・プログラム2022」を開催する。

ノルウェーのダンスカンパニー「ディブウィク・ダンス」が初来日

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 同企画は、同劇場が開く家族向けの舞台芸術フェスティバル。2015(平成27)年に始まり、毎年多くの来場者が参加してきたが、コロナ禍の影響で2020年・2021年は動画配信や公演の規模を縮小しての開催となった。

 同企画恒例の海外カンパニーは、過去2年間、コロナ禍で公演中止となったノルウェーのダンスカンパニー「ディブウィク・ダンス」が初来日。アンデルセン童話を原作にしたパフォーマンス「えんどうまめとおひめさま」を上演する。0歳から入場可能で、客席と舞台をつなぐ仕掛けがあり、子どもが参加して作品が完成する体験型パフォーマンス。同劇場小ホール(7月24~26日)ほか、半田市、碧南市、豊川市など県内6カ所をツアーする。

 「チェコ・アルファ劇場」は、小ホールで人形劇「快傑ゾロ」を上演(8月16日・17日)。チェコの人形劇は、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。ギターの生演奏による民族音楽に合わせ、40体以上の人形が登場する。

 同劇場コンサートホールで行う「THEオルガンNIGHT&DAY2022」(8月26日・27日)は、ワンコイン、45分で世界最大級のパイプオルガンの音色を楽しめる人気公演。今回は、オルガニスト山口綾規さんを招き、本格的な演奏と講座でオルガンの魅力を伝える。司会・歌はソプラノ歌手の加藤恵利子さん。26日「NIGHT」は高校生以上推奨、27日「DAY」は幼児・子ども向けのプログラム。

 同劇場大ホールでは、昨年、オーデションで選んだ地元ダンサー11人が出演した同劇場芸術監督の勅使川原三郎さん演出・振り付けのダンス「風の又三郎」を再演する(9月3日・4日)。7人のダンサーが昨年に続き出演し、新たなメンバーも加わる。

 体験・ワークショップは、参加者の年齢に合わせた4つの企画を用意。5カ月~1歳6カ月くらいの赤ちゃんと保護者が一緒に参加できる「赤ちゃんと踊ろう」(8月6日・7日)、小学1~6年生対象で、オリジナルのお面作りとダンス創作を楽しめる「妖怪になって踊ろう!」(8月6日)、小学4~6年生対象で、筝(こと)に触れながら曲作りにチャレンジする「おもしろいことをやろう」(8月8日・9日)、小学1~3年生対象で、劇場の裏側を見学する「げきじょうたんけんツアー」(8月25日)などを開く。

 各公演のチケット購入、体験・ワークショップの申し込みは、同劇場ウェブサイトから。各公演チケットは7月1日から販売開始(「快傑ゾロ」は販売中)、体験・ワークショップの申し込みは7月2日から受け付け開始。

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