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錦一丁目のオフィス街に「IMOM COFFEE」新店 まちの給湯室コンセプトに

コーヒーと「ブラックアウトチョコレートケーキ」

コーヒーと「ブラックアウトチョコレートケーキ」

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 自家焙煎(ばいせん)のスペシャルティコーヒーなどを提供するコーヒースタンド「IMOM COFFEE(イムオムコーヒー)」(名古屋市中区錦1)が7月16日、オフィスビル「CIRCLES(サークルズ)名古屋錦」1階にオープンした。運営は「IMOM」(錦2)。

「IMOM COFFEE」店内

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 名古屋市内や東京にカフェ・コーヒー店を展開してきた同社。取締役・本部部長の若山純さんによると、5店舗目となる同店は原点回帰の旗艦店としての出店だという。

 同店が入る「CIRCLES名古屋錦」は、三菱地所によるコンパクトオフィスのブランド。ビル入居者には、店内のテーブル席をラウンジとして利用してもらう。若山さんは「入居者はもちろん周辺で働く人のリフレッシュやコミュニケーションの場にしてもらえるように『まちの給湯室』を空間のコンセプトにした」と話す。内装設計は建築事務所「theatre(テアトル) 」(南区)が、アートディレクションは喫茶店「シヤチル」(千種区)と洋食店「コアラド」(同)のディレクターである安井俊介さんが、それぞれ手がけた。

 ドリンクメニューは「クイックブリュー」(450円)や「インナーブレンド(中いり)」(500円)、「アウターブレンド(深いり)」(500円)をはじめとしたコーヒーや紅茶、ココア、ソフトドリンクなど。時期によって取り扱い種類・価格が異なる「シングルオリジン」など既存店舗よりもグレードの高いスペシャルティコーヒーもメニューに加えた。現在、提供している「エチオピア」に使うコーヒー豆は、品評会「カップオブエクセレンス2021」で5位を受賞した豆と同じロット。1,200円で提供するほか、100グラム=4,000円、200グラム=7,200円で、豆も販売する。

 スイーツメニューは、「白・黒を基調とした店内空間のイメージに合わせ、ココアを使って黒色を表現した」(若山さん)という「ブラックアウトチョコレートケーキ」(500円)、パウンドケーキにピスタチオアイスクリームをのせた「ピスタチオホリック」(600円)など。ランチ需要にも応え、ハヤシライスやキッシュなどの食事メニューもそろえる。

 コーヒーの月額制サブスクリプションサービスも実施。「クイックプラン」(月4,000円)、スタンダードプラン(月6,000円)、アンリミテッドプラン(月9,000円)の3つのプランを用意する。若山さんは「毎日気軽に通えて、ほっと一息つける場所になれば」と笑顔を見せる。

 営業時間は、平日=7時30分~19時、土曜・日曜・祝日=9時~17時。

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