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名古屋にまつわる写真から創作する文芸コンテスト「コトノハなごや」 作品募集

2022年度の「コトノハなごや」

2022年度の「コトノハなごや」

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 文芸による名古屋の魅力の再発見・発信を目的とした文芸コンテスト「コトノハなごや」の作品募集が7月15日、始まった。

2022年度の「コトノハなごや」3種類の課題写真

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 名古屋にまつわる写真から想起される、掌編小説やエッセイ、詩などの短編文芸作品を募る同企画。名古屋市の文芸分野の普及・育成や、市民が名古屋の魅力を深掘りする機会創出、名古屋の魅力を広げ、文化芸術を生かした都市の魅力向上を目的にする。今年で5回目。例年、300~330程度の作品が集まる。

 今回の課題写真は、名古屋日常のシーンを切り取った3種類。「名古屋在住・在勤・在学」としていた応募資格に、「名古屋を訪れたことのある人」を2021年度から追加したことで、「短期滞在や観光で名古屋へいらした方でも、応募してみようと思ってもらえるような、分かりやすい場所がよいと考えた」(実行委員会事務局スタッフ)という。

 「課題写真を隅々までを見て、想像を飛躍させたり実際に足を運んで体感してみたりしてもらいたい。写真の場所を書籍や資料でリサーチすれば、名古屋ネタの深堀りした知識や興味が広がる。新たな発見の機会になれば」(同)。

 応募内容は本文が200字以上800字以内の日本語の文章作品で、自作未発表のもの。1人2作品まで応募できる。同じ写真で複数の応募はできない。

 応募は専用の応募フォームのほか、郵送による市販の原稿用紙も受け付ける。締め切りは9月15日。入選20作品の発表は10月下旬を予定する。来年1月9日に入賞5作品の発表・受賞・公開講評トークを行う「コトノハなごやサロン」を栄の「ナディアパーク」(名古屋市中区栄3)7階で開く。参加無料。

 今月30日には、出版・編集のプロから文芸作品の書き方を学べるワークショップを、ナディアパーク9階で開催。作品応募前に作品へのアドバイスも受けられるという。「初めて作品を応募する人や投稿サイトなどで慣れている人にも、新しい視点が得られる内容となっているので、楽しんでもらえるのでは」(同)。ワークショップの参加料は800円。事前申し込み制で、先着20人。

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