「愛知県芸術劇場芸術監督 勅使川原三郎新作ダンス『ワルツ』」が7月16日・17日、愛知県芸術劇場(名古屋市東区東桜1)大ホールで上演される。
2020年の芸術監督への就任以来、コロナ禍の中でも海外のダンサーや東海地域の若手と創作を続けてきた勅使川原さん。昨年には「ヴェネツィア・ビエンナーレ2022」ダンス部門で日本人初となる金獅子功労賞を受賞、文化庁から2022年度の文化功労者に選出されるなど、国内外から高い評価を受けた。
今回の公演は、勅使川原さんが振付・演出を担当。勅使川原さん、佐東利穂子さん、スペイン出身のハビエル・アラ・サウコさんの3人が出演する。佐東さんはアーティスティック・コラボレーターとして多くの勅使川原作品に参加。アラ・サウコさんは2018年から2021年にかけてドイツのヘッセン州立劇場バレエ団に所属し、現在はフリーランスとしてヨーロッパを中心に活動している。
愛知県芸術劇場の企画制作部は「演出・振付のみならず、美術や照明デザインも手掛ける勅使川原三郎監督の作品は、まるで絵画の中にいるよう。2022年に世界のダンス史に名を刻んだ監督の新作にご期待いただけたら」と呼びかける。
開演時間は、16日=18時、17日=16時。料金は、プレミアムシート=6,000円、S席=5,000円、A席=3,000円(25歳以下は、S席=2,500円、A席=1,500円)。チケットは6月16日から販売する。