子連れファミリー向けの「名古屋ハロウィンラリー」が10月21日・22日、久屋大通公園エリア(名古屋市中区)、円頓寺エリア(西区)などで開かれる。今年で4回目。
「トリック・オア・トリート」で菓子をもらう昨年の「名古屋ハロウィンラリー」開催の様子
主催は、子ども・ファミリー向け商品の卸の堀商店(西区)などで構成する実行委員会。
参加店を巡る回遊型のハロウィーンイベントで、デジタル参加証を提示の上、小学生以下の子ども(保護者の同伴が必要)が「トリック・オア・トリート」の合言葉を伝えると菓子がもらえる。参加店は、久屋大通公園内「ヒサヤオオドオリパーク」や複合ビル「ブロッサ」、円頓寺商店街・円頓寺本町商店街、栄や名駅、円頓寺にある店舗やホテルなど約70店。
2020年にコロナ禍で楽しみが減ってしまった子どもたちのために、回遊型で密を作らないハロウィーンイベントとして企画されたのが始まり。企画者の堀商店の堀新太郎さんは「仮装して街を巡ることや、子どもが店のスタッフに自分で声をかけるなどのドキドキの経験ができる。このイベントを通じて、参加者と店舗スタッフが交流して『なじみの店』が生まれることにも期待する」と話す。
ヒサヤオオドオリパークの「ケヤキヒロバ」に設けるメイン会場のほか、「なごのキャンパス」(西区)、「納屋橋親水広場シャムズガーデン」(中区)に拠点を設け、参加型のダンス、謎解き、子ども向けヘアアレンジ、廃材を使ったものづくりワークショップ(予定)など、愛知大学経済学部辻ゼミ生が考えたコンテンツを用意し、イベントを盛り上げる。
参加店で利用したレシート3店舗分を集めると参加できる抽選会も企画。22日15時にケヤキヒロバで行う予定。ライブ配信を予定するほか、結果はウェブサイトなどで知らせる。景品はホテル宿泊券や参加店舗の商品券・割引券など。11月1日以降に各店舗で景品を受け渡す。「店を訪れるきっかけにする」と堀さん。
ラリーへの参加にはウェブサイトまたは当日会場で申し込みが必要。申込者数は12日時点で323組1197人に上るという。
開催時間は10時~17時。参加無料。