名古屋で「探偵!ナイトスクープ」20周年展-西田敏行局長の涙も

「探偵!ナイトスクープ展」にて、収録スタジオを再現したコーナー

「探偵!ナイトスクープ展」にて、収録スタジオを再現したコーナー

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 名古屋パルコ西館8階「パルコギャラリー」(名古屋市中区栄3、TEL 052-264-8370)で、大阪・朝日放送の人気番組「探偵!ナイトスクープ」の20周年を記念した展示会が開催されている。開催は、心斎橋パルコでの開催(昨年)に次ぐもの。

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 「探偵!ナイトスクープ」は1988年3月5日に関西ローカルで始まった、視聴者参加型のバラエティー番組。スタジオを探偵事務局に見立て、視聴者(依頼者)からの素朴な疑問・依頼をお笑いタレント扮(ふん)する探偵が調査し、その真相に迫る番組。初代局長に元タレントの上岡龍太郎さん、2代目局長に西田敏行さんをたて、探偵として、落語家でタレントの桂小枝さん、お笑いタレントの北野誠さん、石田靖さん、間寛平さんなどが出演。依頼内容は小さな疑問や、個人的な内容、街頭調査など多岐にわたり、関西独特のテンションで作られた番組は20年も続く人気となった。名古屋では1990年4月に名古屋テレビ(現在メ~テレ)で放送が始まった。

 展示内容は、番組の紹介パネルに始まり、放送開始当時の台本、タイムスケジュール、企画書などのほか、局長と探偵を顔写真とプロフィールで紹介。番組内で名物のひとつとなっている「西田局長の涙」の今まで流したであろう量も、メスシリンダーで展示する。また、放送開始から2008年の途中までの依頼の一覧をパネルで展示。放送日、顧問(ゲスト)、依頼内容、探偵などがまとめられ、今は出演していない清水圭さん、ジミー大西さんなどの名前も。「好きな方は隅々まで見ていく。自分が見た内容を思い出しているのでは」と同ギャラリー担当者。会場内では、円広志さんが歌う同番組のテーマソング「ハートスランプ二人ぼっち」が映像とともに流れる。「曲は知っていても全部は聴いたことがないのでは?」(同)。

 人気のある過去の名作約40点の映像を、番組内で登場したゆかりのあるもの(実物)や、再現したものとともに紹介。ネタを実際に体験でき、記念撮影をしながら楽しむことができる。また、収録スタジオを再現したコーナーでは、いすを設置し、スクリーンで「泣けるシリーズ」(同)4作品を上映、スタジオで観覧している雰囲気を味わえる。

 会場の一角では、「探偵!ナイトスクープ」のDVDや依頼に関連したグッズなども販売。開催時間は10時~21時(最終日は18時まで)。入場料は、一般=300円、小学生以下=無料。3月1日まで。

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