米写真家が写した「アメリカン・マーメード」-大須のギャラリーで作品展

写真=マイケル・デウィック写真展「アメリカン・マーメイド」より

写真=マイケル・デウィック写真展「アメリカン・マーメイド」より

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 大須のフォトギャラリー「ギャラリーオーチャード」(名古屋市中区大須4、TEL 052-251-7571)は現在、アメリカ人フォトグラファー、マイケル・デウィックさんの写真展「アメリカン・マーメイド」を開催している。同ギャラリーでデウィックさんの作品を展示するのは今回が2回目。

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 1957年生まれのマイケル・デウィックさんは、広告フィルム関連の仕事に就いた後、クリエーティブ・ディレクターとして活躍。これまでにカンヌ国際フェスティバルでの金獅子賞など40以上の受賞経験があるという。2002年より本格的に写真家に転身し、ブルース・ウェバーの世界観を受け継ぐ次世代写真家として世界的に注目を集めている。

 フロリダ州の小さな漁村「アリペカ」を舞台に撮影されたデウィックさんの写真の数々は、水とともに実際に生活する女性たちを「現代のマーメイド」に見立て撮影されている。写しとられた女性たちは、5~6分も潜ることができる「ウオーターベイビース」と呼ばれる、実際に水とともに生活するコミュニティーの女性たち。

 同ギャラリーの岡田さんは「作品では、現代に生きるマーメイドたちのドキュメントを通して理想のアメリカン・ガール像を探求している。水中空間を背景に撮影された女性たちは、光、影、反射、水のレンズ効果を通してまるで抽象絵画のように美しい」と紹介する。

 さらに、「マイケル・デウィックのマーメイドたちはいつも完璧なボディーが強調されているが、顔のアップはほとんどない。価値観が多様化した現代では、誰もが認める絶対的な美人などもはや存在せず、見る側は顔が見えないマーメイドのイメージに想像力がかき立てられる」とし、「そうした自身の中のイメージと重ね合わせることができる神秘も作品の魅力のひとつ」と続ける。

 営業時間は14時~18時(月曜~水曜は予約制)。日曜・祝日定休。

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