プレスリリース

日本の競泳選手によるスイムクリニックがインドで開催されました!

リリース発行企業:株式会社岡崎竜城スイミングクラブ

情報提供:

株式会社岡崎竜城スイミングクラブ(本社:愛知県岡崎市、代表取締役:大森久美)は、2024年6月4日(火)に、インドのタミル・ナードゥ州・チェンナイ市にて、タミル・ナードゥ州スポーツ庁主催のもと、競泳選手・江戸勇馬さんによるスイムクリニックを開催しました。スイムクリニックは、午前中にコーチの部、午後に選手の部の二部制で行われました。コーチの部は30名、選手の部は、予定の倍以上の100名が参加しました。まだまだ水泳がマイナースポーツであるインドで水泳の輪を広げ、スポーツを通じた日印交友の機会になりました。



イベント名: 競泳・江戸勇馬選手によるスイムクリニック in インド
開催日: 2024年6月4日
場所: タミル・ナドゥ州チェンナイ
SDAT Aquatics Gymnastics Badminton Sports Complex at Velachery
メインプール

主催: タミル・ナドゥ州スポーツ庁 (Sports Development Authority of Tamil Nadu, SDAT)
岡崎竜城スイミングクラブ

共催: 一般社団法人パワーストローク
事前プレスリリースはこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000128281.html

(クリニックの様子・ピンクのキャップをかぶっているのが江戸選手)

2024年6月4日、チェンナイのSDAT Aquatics Gymnastics Badminton Sports Complex at Velacheryメインプールにて「競泳・江戸勇馬選手によるスイムクリニック in インド」が開催されました。本イベントは、タミル・ナドゥ州スポーツ庁 (SDAT) と岡崎竜城スイミングクラブの共催で行われ、地元のコーチや学生たちに向けた貴重な機会となりました。

午前のコーチの部
午前の部には、30名の地元・チェンナイ市のコーチたちが参加しました。江戸選手は、競泳選手に必要な栄養学と、競泳の練習におけるドリル練習について講義を行いました。2時間にわたるセッションでは、以下のトピックが取り上げられました。
競泳選手に必要な栄養学
バランスの取れた食事の重要性

トレーニング前後の食事の推奨事項

インドの食文化を考慮し、具体的なメニューの提案


競泳のドリル練習
スピードと効率を高めるためのテクニック

スイマーに特化したストレングス・コンディショニングエクササイズ



(コーチの部の様子)

質疑応答の時間では、江戸選手が自身の競技経験に基づく具体的なアドバイスを提供し、コーチたちからの質問に丁寧に答えました。参加したコーチ陣も熱心にノートを取っている様子が伺えました。

午後の選手の部
午後の部には、当初予定していた50名を大きく上回る100名以上の選手が参加しました。参加者の年齢は9歳から24歳まで幅広く、江戸選手の指導に熱心に耳を傾けました。セッションの内容は以下の通りです:

模範泳法のデモンストレーション
江戸選手の模範泳法を観察

各種泳法の技術的ポイントの解説


スタートのドリル練習
正しいスタート技術の指導

スタートの改善を目指した練習


セッションの最後には、全員がタイムを向上させることができ、大変充実した内容となりました。

(選手の部の様子)

参加者の声
【ロガナサン プール長】
「これまでこのようなイベントはタミル・ナドゥ州で無かったと思います。日本から遥々チェンナイまで来てくださった江戸選手と、岡崎竜城スイミングのみなさまには心から感謝します。選手に対するセッションだけでなく、コーチに対する情報共有も行なってくださったことは、インド競泳の繁栄のために大きな影響を与えると思います。」

(ロガナサンプール長と江戸選手)

【コーチ・マノッジ】
「子どもたちにとって、江戸選手のようなトップアスリートと触れ合う機会はなかなかありません。同じメッセージだったとしても、江戸選手が伝えることによって、子どもたちの顔は輝いていました。それにとどまらず、江戸選手がこれまで培ってきたノウハウを惜しみなくシェアしてくれたことによって、私たちコーチにとってもとても大きな学びを得る機会になりました。江戸選手からもらった知識とパワーをもとに、インド競泳をさらに強くしていきたいと、今気持ちが燃えています。」

(コーチ・マノッジ(左)と選手たち、江戸選手と共に)

【ダヌッシュ(選手・24歳)】
「江戸選手に泳ぎを教えてもらったことで、今の自分のフォームの何が違っていたのか、具体的に理解することができました。丁寧に一つ一つ訂正してくれたので、改めてフォームの大切さを教わることができました。僕も、これから競泳選手として世界の大会に参加するつもりですが、江戸選手と競い合えるような選手になれるように、今後もがんばります。」

(突然のスコールの中、ダヌッシュにフォームを教える江戸選手)

スイムクリニックの後に、成功の旨を、当イベントを主催していただいたSDAT庁長、Thiru J. Meghanatha Reddy氏にご報告しました。

(Reddy氏と江戸選手)

加えて、在チェンナイ日本国総領事館にて、高橋宗生総領事にも、今回のイベントの開催、及びその内容についてご報告させていただくことができました。

(高橋総領事と江戸選手)

まとめと今後の展望

今回のスイムクリニックは、タミル・ナドゥ州の競泳コミュニティに大きなインパクトを与えるとともに、日印間のスポーツ交流をさらに深める貴重な機会となりました。江戸選手の実践的な指導と熱意あるサポートにより、参加者たちは技術だけでなく、競技に対するモチベーションも大いに高まりました。

岡崎竜城スイミングクラブは、今後もこのような国際交流イベントを継続的に開催し、競泳を通じて日印関係を豊かにしていくことを目指します。具体的な取り組みとしては、以下のような活動を計画しています:

定期的なスイムクリニックの開催
日本とインドのトップアスリートやコーチを招待し、交流と技術指導を行うイベントを実施します。

国際大会への参加支援
有望な選手たちが国際大会に参加できるよう、アドバイザーとして支援を行います。

日印交流プログラムの強化
日本とインドの選手やコーチが互いの国を訪問し、交流を深めるプログラムを推進します。

これにより、インドの競泳レベルの向上、水難事故防止、そして日印の友好関係の深化を目指してまいります。

競泳・江戸勇馬選手プロフィール
~経歴~
2016年 中京大学卒業
※日本スポーツ協会公認競泳コーチ3資格取得 
 アスリートフードマイスター
 NSCA-CSCS公認パーソナル・トレーナー

~競技成績~
2015年 ユニバーシアード日本代表
2018年 世界選手権代表
2019年 日本短水路選手権 200m背泳ぎ優勝
2020年 日本短水路選手権 200m背泳ぎ優勝
2021年 ジャパンオープン 200m背泳ぎ3位
2022年 日本短水路選手権 100m背泳ぎ3位
2023年 日本選手権水泳競技大会 100m背泳ぎ5位
元200mメドレーリレー日本記録保有者

現在は現役で競泳選手としてトレーニングする傍ら、岡崎竜城スイミングクラブにて選手コースのアドバイザーを担当。「現役選手だからこそ教えられること」を念頭に、自分のナレッジと経験値を活かし、次世代の競泳選手の育成に献身的に取り組んでいます。

株式会社岡崎竜城スイミングクラブについて
岡崎竜城スイミングクラブは愛知県岡崎市で50年以上の歴史を持つ会社です。市内2校の校舎で子ども向けスイミングスクールを運営する他、水難訓練の普及、水泳カリキュラムの国内外への提供を行っております。水泳を通じて、努力することの大切さ、苦手を克服することの充足感、水難から命を守ることの尊さ、そして目標を達成することへの喜びを伝え、子どもたちの明るい未来に貢献します。

会社名:株式会社岡崎竜城スイミングクラブ
所在地:愛知県岡崎市日名南町19番地14
代表取締役:大森 久美
URL: https://tatsuki-group.com/

【クリニックの様子】

(飛び込み指導の様子)

(模範泳法の様子)

(参加した女子選手と江戸選手)

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