買う

大須にリユースブランドバッグ特化の「コメ兵」新店 常時1500点用意

「KOMEHYO名古屋本店本館」と比べカジュアルな雰囲気を演出するため「倉庫」をイメージしたという店内

「KOMEHYO名古屋本店本館」と比べカジュアルな雰囲気を演出するため「倉庫」をイメージしたという店内

  • 3

  •  

 リユースブランドバッグに特化した販売専門店「KOMEHYO 名古屋本店 BAG+(バッグプラス)」(名古屋市中区大須2)が4月26日、大須商店街 大須観音通にオープンした。

「KOMEHYO 名古屋本店 BAG+」店内にズラリと並ぶ「ルイ・ヴィトン」のバッグのリユース品

[広告]

 コメ兵(大須3)が運営する「KOMEHYO」は、ブランドバッグのほか時計、ジュエリー、衣料、カメラなどを扱うリユース店で、新店近くには「名古屋本店本館」(大須3)や、「きもの館」(大須2)を展開。愛知のほか、東京、大阪にも店舗を展開する。全国で買い取りした商品を愛知県内の「商品センター」に集め、品質チェックやクリーニング、メンテナンスを行うとともに、グレードに応じて小売りと同業の法人に販売する。

 各地の「KOMEHYO」店頭で販売するのは、未使用品や使用感がほとんどないグレードの高い商品という。新店舗は、これまで法人売りしていた、やや使用感のあるバッグや小物類を、「(KOMEHYOにおいて)従来に比べ手が届きやすい」価格で販売する。

 商品グレードの幅を広げ、「KOMEHYO」で選べる商品の幅を広げた。同社マーケティング統括部の吉田浩之さんは「ブランド好きの人から、ブランドに興味があっても踏み出しにくかった人などさまざまな人に商品が届く店は、お客さまにもビジネスとしてもメリットがあると考えていた」と話す。「BAG+」で扱うような商品を既存店で実験的に販売した際には反応がよかったという。

 店頭には常時、1500点前後の「ルイ・ヴィトン」「シャネル」「エルメス」「セリーヌ」「ロエベ」などバッグを並べる。全ての商品を自由に触って試すことができる。「中古品は2つとして同じものがない。商品タグに汚れや擦れなど状態を書いてあるが、お客さまの目で実際に見て触って、自分が納得する物を選んでもらいたい」と吉田さん。

 2階は商品センターの機能を備え、商品供給ルートを短縮することで店頭に早く並べることができるという。「商品は毎日入荷し、2カ月でほぼ全商品が入れ替わる」とも。

 倉庫をイメージしたという店内は「名古屋本店本館」と比べカジュアルな雰囲気を演出し、気軽に利用してもらうことを目指した。大須のインフラの役目として授乳スペースとオムツ替えスペースも設ける。

 売り場の一角には企画スペースを設置。5月6日までは、バッグ鑑定士体験ができるイベントや、1990年代~2020年代に製造されたブランドバッグ100~150点を展示する「あの年のバッグ展」を開催する。

 営業時間は10時30分~19時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース