栄の「中部電力 MIRAI TOWER」(名古屋市中区錦3)特設ビジョンで4月28日、名古屋グランパスの試合「J1リーグ第10節 浦和レッズ戦」のパブリックビューイングが行われた。
「HISAYA パブリックビューイング実行委員会」が主催し、アウェー戦を戦う選手たちを名古屋から応援する同企画。司会は、グランパススタジアムDJの「YO!YO!YOSUKE」さんが務め、ホームスタジアム同様にトークを担当。ディフェンダーのハ・チャンレ選手がゲストとして登場し、集まった約400人の観衆と共に試合を応援した。
この日、名古屋は晴れ間が広がり汗ばむ陽気となったが、ハ・チャンレ選手はサプライズで、会場に集まった全員にドリンク1杯を提供。試合前には、チアグランパスのメンバーがダンスパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げた。
試合は、2点を失う苦しい展開の中、後半アディショナルタイムに和泉竜司選手が得点して追い上げるが、1点差で敗戦。リーグ戦での無敗が6試合でストップした。
試合後、ハ・チャンレ選手は、集まった観衆に感謝を述べ、「次節5月3日のヴィッセル神戸戦は絶対に負けられないので、皆さんの期待に応えられるように頑張ります」と意気込みを語った。試合終了まで応援を続けた会場からは大きな拍手が送られた。
イベントを終えたハ・チャンレ選手は「休みの日にも関わらず、本当に大勢の方が来てくれて驚いた。スタジアムではないところで(サポーターに)会うことができて、うれしかったし、楽しかった」と話した。
今シーズンに新加入し、開幕から守備の要として活躍しているハ・チャンレ選手。「まずは守備の部分で、瞬間的にピンチになりそうな場面での対応をしっかり行いたい。今日の3バックの3人(野上選手、三國選手、河面選手)含めて、ディフェンスライン全体で良いパフォーマンスができるように頑張りたい」と次戦以降の活躍を誓った。
5月3日の第11節 ヴィッセル神戸戦は豊田スタジアムで19時キックオフ。会場では、三重県出身で女子レスリング金メダリストの吉田沙保里さんのトークショーなども行われる。