プレスリリース

Wi-Fi 7 対応ルーター「WXR9300BE6P」とVAIO PC間で、6GHz帯通信の高速通信を実現

リリース発行企業:株式会社バッファロー

情報提供:

メルコホールディングス(東・名 6676)グループの株式会社バッファロー(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:牧 寛之)は、VAIO株式会社(本社:長野県安曇野市、代表取締役社長:山野 正樹、以下VAIO)との相互協力により、最新規格Wi-Fi 7対応ルーター「WXR9300BE6P」と、VAIOが製造・販売するノートPCのうち、最新規格Wi-Fi 7 に対応した「VAIO(R) SX14-R」との動作確認を行いました。6GHz帯での通信測定の結果、無線LANスループット測定値としてダウンロードで約3.2Gbpsの通信を確認いたしました。Wi-Fi 7を用いて、混雑や干渉の少ない6GHz帯で320MHz幅通信を利用することで、これまで以上に高速で安定したWi-Fi通信が可能となります。



「WXR9300BE6P」は、6GHz帯において320MHz幅通信に対応しており、約5764Mbps(6GHz帯理論値)での通信が可能となります。本商品とWi-Fi 7に対応した「VAIO(R) SX14-R」を接続し、無線LANスループット測定を行いました。



測定の結果、6GHz帯は320MHz幅通信の効果により、5GHz帯よりも高速通信となりました。加えて6GHz帯は、2022年9月施行の電波法施行規則によって新たに開放された帯域のため、現時点において従来の2.4GHz帯や5GHz帯と異なり、一般環境における電波干渉が少なく、混雑の少ないクリーンな通信の実現が期待できます。
測定環境
Wi-Fi 7対応ルーター詳細
型名:WXR9300BE6P
ファームウェア:Ver.1.00
6GHz:バンド幅320MHz(使用チャネル 195ch、認証方式:WPA3)
5GHz:バンド幅160MHz(使用チャネル 100ch、認証方式:WPA2)

VAIO(R) PC詳細
製品名:VAIO(R) SX14-R
型名: VJS4R1シリーズ
プロセッサー:インテル(R) Core(TM) Ultra 5 125H プロセッサー
メインメモリー:16.0GB
OS:Windows 11 Pro64ビット

測定環境イメージ

測定方法:IxChariot



無線通信で一度に利用できる帯域幅が、160MHz幅から320MHz幅に拡張されます。これにより、従来に比べて2倍の通信速度が実現できます。
※320MHz幅の通信は、6GHz帯のみ利用可能です。





変調方式の改善により、通信効率が向上します。一度に表現できる情報量が、1024QAM(10bit)→ 4096QAM(12bit)に増加し、これにより通信速度が1.2倍に増加します。近距離通信時に有効な機能です。



Wi-Fi 7対応ルーター ハイパフォーマンスモデル「WXR9300BE6P」



本商品は最新規格「Wi-Fi 7」に対応し、3つの周波数帯のWi-Fiを利用できるトライバンドルーターです。3つの帯域でそれぞれ6GHz 2ストリーム+5GHz 2ストリーム+2.4GHz 2ストリームの計6ストリームを備えています。6GHz帯は320MHz幅通信に対応し最大5764Mbps(理論値)、5GHz最大2882Mbps(理論値)、2.4GHz最大688Mbps(理論値)の高速通信が可能です。
「3軸回転 外付けアンテナ」を搭載しています。設置環境に応じてアンテナを調節することで、効率良く電波を届けることができます。
有線INTERNETポートは最大10Gbpsに対応しており(※)、10G光インターネット回線を最大限活用できます。
Wi-Fi Alliance(R)の標準規格「Wi-Fi EasyMesh(TM)」に対応しており、同じく「Wi-Fi EasyMesh(TM)」に対応したWi-Fiルーター・Wi-Fi中継機と本商品を自由に組み合わせることで、家じゅうすみずみまで電波を届け、快適なWi-Fi環境を構築できます。
家族のネットワークを守る「ネット脅威ブロッカー2 プレミアム」を搭載しており、ご家庭にあるスマート家電をサイバー攻撃から守ります。外部からの不正な遠隔操作や、マルウェア等によるパソコン内のデータ、防犯カメラの映像などの個人情報流出を防ぎます。また、ご家庭の機器が踏み台にされて他者の機器をDoS攻撃することからも防ぎます。さらにお子様へ見せたくないサイトも設定可能です。ご家族を守りながらインターネットをご利用いただけます。
※INTERNETポートのみ。10G/5G/2.5G/1G/100Mbps(規格値)に対応しています。
VAIO(R) SX14-R



VAIO(R) SX14-Rは、2024年10月31日に発表された14.0型ワイドの新モデル(個人向け)で、VAIOのモバイルPCラインアップの最上位に位置づけられます。
新設計のカーボンファイバープレート採用により1kgを切る(※)軽量・堅牢ボディを実現し、3つのマイクを活用したAIノイズキャンセリング機能等によりWeb会議体験も飛躍的に向上、大容量バッテリーが選択可能で長時間のモバイル利用でも安心してお使いいただけます。使い勝手の良さを追求した機能美を随所に実現するデザインと新色ディープエメラルドを含む全4色のカラー展開で働く気持ちも高めます。
最新規格Wi-Fi 7に対応し、2.4GHz、5GHz、6GHzの周波数帯が使用可能です。6GHz帯においては、最大帯域幅が新たに320MHzまで拡大。より広い帯域によりデータ転送量が増え、通信スピードが高速化しました。また、新設計した無線LAN+無線WANのコンボアンテナをPC利用時に最も高い位置となるディスプレイ上端に配置することで、通信の安定性を高めています。
※構成により異なります。
その他VAIO(R) SX14-R 詳細
最新規格「Wi-Fi 7」



Wi-Fi 6(6E)をベースに、通信効率や遅延が改善された新たな無線規格です。IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers、米国電気電子学会)ではIEEE802.11beという規格で策定が進められ、Wi-Fi Alliance(R)からは7番目の規格として案内されています。従来の規格に比べて最大通信速度や接続の安定性が向上し、進化するWi-Fiの利用シーンの要求に応えられるようになりました。理論上の最大通信速度は36Gbps(※1)で、Wi-Fi 6(6E)の最大通信速度9.6Gbpsと比較して約3.7倍の高速化を実現します(※2)。これは高速化技術「MLO(Multi-Link Operation)」を用いて2.4GHz/5GHz/6GHzの周波数帯を複数同時に利用することで、通信容量の拡大、通信速度の向上が期待できるほか、干渉波を受けても影響のない通信帯域を利用し、遅延が起きにくくなるなど通信の安定化が期待できます。またWi-Fi 7では無線通信で一度に利用できる6GHz帯の帯域幅が160MHz幅から320MHz幅に拡張され、従来に比べて2倍の通信速度が実現できます(※3)。併せて変調方式の改善により、一度に表現できる情報量が1024QAM(10bit)から4096QAM(12bit)に増加しました。これにより通信速度が1.2倍に増加し、近距離通信時の通信効率が向上します。
※1 規格上の最大速度であり、最大速度は商品により異なります。
※2 本説明は、MLOの3バンド 同時モード(MLMR:Multi-Link Multi-Radio)についてのものです。
※3 320MHz幅の通信は、6GHz帯のみ利用可能です。
関連ページ
商品ページ
「Wi-Fi 7」とは? 飛躍的進化を遂げた新時代の通信
手軽に家じゅう快適インターネット!「Wi-Fi EasyMesh(TM)」(イージーメッシュ)

※速度表記が記載されている場合、特別な断りが無ければ規格値であり、実環境での速度ではありません。
※各会社名・商品名などが記載されている場合は、一般に各社の商標または登録商標です。
※価格が記載されている場合は、希望小売価格です。
※記載されている仕様、価格、デザインなどは予告なく変更する場合があります。
※To overseas press people,
This product is only available in the Japanese Domestic Market.
Pricing and availability in other regions may vary.

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