プレスリリース

ヘアカラー施術を行った女性の3人に1人が頭皮トラブルを体験。そのうち82.5%が「理美容室でのアフターケアを望んでいる」ことが調査で判明

リリース発行企業:株式会社リトル・サイエンティスト

情報提供:

理美容室専売品のヘアケア製品の製造・販売を行う株式会社リトル・サイエンティスト(本社:愛知県一宮市開明字畑添17番地1、代表取締役:野村恭稔)は、カラー施術後に発生する頭皮トラブルの実態と、消費者のケア意識に関する調査を実施しました。
調査の結果、ヘアカラー経験者のうち33.3%が何らかの頭皮トラブルを経験しており、さらに82.5%が「サロンでカラー後の頭皮ケアを受けたい」と考えていることが明らかになりました。

【調査の背景】
ヘアカラーは、10代から高齢層まで幅広く浸透した美容習慣ですが、施術後に「かゆみ」や「ヒリつき」、「フケ・乾燥」などのヘアカラーによる頭皮トラブルを感じる人が少なくありません。中でも「ジアミン」などの酸化染料やアルカリ剤といった成分が頭皮に残留することが、こうした深い症状の原因のひとつとされています。
特に「ジアミンアレルギー」は、繰り返しのカラー施術によって発症リスクが高まるとされており、厚生労働省も注意喚起を行っている重要なアレルゲンです。重度の場合は顔の腫れや呼吸困難といった症状を引き起こす可能性があり、「一度発症するとカラー継続が困難になる」ケースもあります。

しかしながら、これらの残留成分に対する認知はまだ低く、具体的なケアを行っている人はごく一部だと考えられます。今回の調査では、トラブルの実態とともに、残留ケアに対する消費者の意識を明らかにしました。

「ヘアカラー施術による頭皮トラブルに関する実態調査」の主な結果

■定期的にヘアカラーを行う女性の3人に1人が頭皮トラブルを経験



「ヘアカラー後(白髪染め含む)に、頭皮トラブルを感じたことがありますか?」という問いに対して「ある」と回答した人は約3割に上り、トラブルを感じたことがある方が多くいることが判明しました。

■ヘアカラー施術による頭皮トラブルの症状の内訳
ヘアカラー施術時に頭皮トラブルを経験したと回答した384名に対し、具体的な症状についても尋ねました。その結果、「かゆみ(50.3%)」と回答した方が最も多く、次いで「ヒリつき(41.9%)」、「赤み(22.7%)」と続きました。





■トラブルを感じても「何もしていない」が最多。ヘアカラー後のトラブル、意識と行動にギャップ
ヘアカラーによる頭皮トラブルを経験した384名に対し、その後どのような対策を講じたかについても質問を行いました。



カラー後の行動では「カラー頻度を減らした」「美容師に相談した」などがある一方、53.9%と2人に1人以上の人が「何もしていない」「気にしていない」と回答。

■大きな要因となる、「ジアミン」についての認知はわずか13.5%
トラブルを感じたことがある人のうち、酸化染毛剤に含まれるジアミンについて「よく知っている(リスクや特徴について分かる)」と回答した人は13.5%にとどまり、大多数が「聞いたことがない」「詳しくは知らない」とアレルギーの要因であるジアミンに対して認知がないことが判明しました。



■頭皮トラブル経験者の82.5%が“お金を払ってでもケアを受けたい”と回答
さらに、カラー施術時に頭皮トラブルを経験した方々に対し、サロンでの頭皮ケアにいくらまでならお金を支払ってでもケアしたいと思うかについても質問を行いました。




その結果、82.5%の方がお金を支払ってでもケアを受けたいと回答しました。
中でも、「500円以下(ちょっとしたオプションなら試してみたい)」「500~1,000円未満(カラーと一緒に受けるならこのくらいが妥当)」でのケアを希望する人が多く、サロンケアの新習慣として定着する可能性が見られました。

■今回の調査を通じて
今回の調査から、ヘアカラー施術後に「かゆみ」「ヒリつき」「赤み」など、軽度ながらも不快感を覚える頭皮トラブルが一定数発生していることが明らかになりました。中でも、繰り返しのカラー施術によるリスクが指摘されている「ジアミン」に関しては、「よく知っている」と回答した方がわずか13.5%と低く、多くの方がその存在や影響を十分に理解していないことも浮き彫りとなりました。

また、トラブルを感じた方の半数以上が「何も対処していない」と回答した一方で、82.5%の方が「サロンでの頭皮ケアにお金を払ってでも取り入れたい」と考えており、『不安はあるけれど、どう行動すればいいかわからない』というギャップが顕在化しています。

こうした背景から、今後のサロン現場では、カラー施術後の頭皮環境に配慮したケアの重要性を、わかりやすく伝えるアプローチが求められます。「ジアミンなどの残留成分に対するケア」という視点を新たなスタンダードとして提案し、お客様がより安心してカラーを楽しめる環境づくりをサポートしていくことが、今後の大きな価値となるでしょう。


■カラー施術後の新習慣へ ~残留成分ケアという新しい選択肢~
こうした課題に応えるべく、株式会社リトル・サイエンティストでは、ヘアカラー後に残るジアミンなどの不要な残留成分に着目した新商品「フィトジアネーゼ」を開発しました。





アルカリカラー剤に含まれるジアミンなど不要な残留物を、ヘアカラー後のシャンプーに混ぜて洗い流すことで、「頭皮トラブル※予防」をし、美容師とお客様の双方にとって安心を届けるための新たなケアアイテムです。

※頭皮トラブルを完全に防ぐものではありません







商品名:フィトジアネーゼ

容量:30mlボトル/200gパウチ
発売日:2025年4月24日
希望小売価格:30ml(ボトル)…4,000円(税込4,400円)
       200ml(パウチ)…業務用価格のみ
       



取扱:全国当社契約理美容室
詳細:https://littlescientist.jp/







【今後の展望】
リトル・サイエンティストでは、カラー施術における“残留成分ケア”という新たな視点を、美容業界のスタンダードにしていくことを目指しています。プロの施術に組み込みやすく、お客様に安心して施術を受けていただくためのサロンワークを支援する製品・情報の提供を今後も続けてまいります。


調査の詳細
「ヘアカラー施術による頭皮トラブルに関する実態調査」
理美容室・自宅でのカラー染め・白髪染めを含めたヘアカラー施術後に発生する頭皮トラブルの実態を調査する。

調査名称:ヘアカラーに関するアンケート調査
調査対象:18~85歳の女性
調査方法:Webアンケート
調査機関:Freeasy
調査日:2025年03月17 ~18日
調査人数:2,000人

今回の調査資料については、こちらからもご覧いただけます。
https://littlescientist.jp/news/20250416news/



株式会社リトル・サイエンティストについて


【会社概要】
社名:株式会社リトル・サイエンティスト
本社所在地:愛知県一宮市開明字畑添17番地1
代表取締役:野村 恭稔
事業内容: 化粧品の製造・販売、化粧品開発コンサルティング
設立: 平成14年9月10日
HP:https://littlescientist.jp/

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