株式会社アライブ(愛知県名古屋市、代表:三井博美)が運営する英語の保育園、英会話スクール、学童など各スクールでは、七夕の時期に校舎入口に飾ってある短冊へ、園児から中学生までの子どもたちが自由に英語で願い事を書きます。 この度、465名 の子どもたち(昨年度の在籍生の約半数)のリアルな声を集計しましたので、ご報告いたします。なお、現在進行中の今年度の七夕の短冊メッセージにつきましては、改めて結果を発表する予定です。
最も多かった願いは「人を助けたい」「病気を治したい」という思いとともに、「医者になりたい」(33件)でした。新型コロナウイルスの流行を経て、「命を守る」という意識が子どもたちにも深く根づいていることが感じられます。
続いて、「野球やサッカー、バスケットなどスポーツ選手」(32件)、「警察官」(12件)、「先生」(12件)、「消防士」(7件)などが挙がりました。「メジャーリーグで活躍したい」「イタリアでサッカーをしたい」など、国境を越えて挑戦したいというグローバルな夢も多く見られました。普段から当校では警察や消防署への社会見学や職業学習を英語で取り入れていることも、子どもたちの夢に影響を与えていると考えられます。
また、「平和な世界にしたい」「友達が幸せになりますように」「家族が健康で暮らせるように」など、他者や社会への貢献を願う声も多く寄せられました。こうした「自分以外を思いやる願い」は年々増加傾向にあり、子どもたちが周囲や社会に関心を持ち、より良い未来を願っている様子が伺えます。
一方で、「お金持ちになりたい」(25件)という願いもあり、日本社会の経済状況が子どもたちの価値観に影響している可能性も感じられました。
今回の結果は、例年アライブが授業中に英語で実施している「なりたい夢」調査と似た傾向を示しましたが、短冊に自由に書く形式により、より自然で率直な子どもたちの思いが表れたことが特徴です。
七夕に寄せられた自然な願いは、子どもたちが将来を思い描き、社会貢献を志す気持ちが確かに育っていることを示しています。未来を担う子どもたちの声をスクールが受け止め、誰もが夢に挑戦できる社会をつくっていくことが今、私たちに求められていると感じました。アライブはこれからも、夢を描く子どもたちを応援し、様々な選択肢を提供してまいります
※アライブのショート動画では、子どもたちの夢を応援するシリーズを紹介しています。
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