錦にラーメン店「うま屋ラーメン 錦店」(名古屋市中区錦3、TEL 052-957-3444)がオープンして1カ月が過ぎた。オープンは5月27日。運営はディ・エー・アイ(春日井市)。
「うま屋ラーメン」は春日井市に本店を構え、名古屋市近郊を中心に直営店12店、FC店15店を展開。直営店となる錦店は、名古屋中心部初出店となる。「名古屋の中心である錦に出店することは創業者の夢であり、目標だった」と同社事業本部担当者。席数はカウンター席11席、テーブル席16席を設ける。
「ラーメンが食べたくなったからラーメン屋に行くのではなく、『うま屋のラーメン』が食べたいから『うま屋』に行きたいと思わせるような店でありたい」というのが同店のコンセプト。「専門店として『手作り・安心・安全』な食材を厳選し、ラーメン・チャーハン・ギョーザの3品に的絞り、究極の味を追求している」と話す。
看板メニューは「特製らーめん」(580円)。スープは、10種類以上の香味野菜と厳選した豚の骨を使用し、和風だしを合わせ、秘伝のしょうゆだれで仕上げた「とんこくスープ」。毎日店ごとに仕込みを行っている。「コクがあるのにあっさりとしている」のが特徴。「こだわり」の具材は国産の豚バラ肉を使用した「自家製チャーシュー」、各店で調理する「メンマ」、毎日必要な分だけを京都から直送する「九条ネギ」。麺は麺用の小麦粉を吟味し、同店オリジナルの配合で仕上げた中太のストレート麺を使用する。九条ネギ、ニラカラシは好みで好きなだけ入れることができる。
「名物チャーハン」(550円)は、秘伝のしょうゆだれを利かせ、「香ばしくしっとり仕上げた絶品」。「ニンニクぬき手作りぎょーざ」(350円)は「外はパリッ、中はジュワッの焼き加減が絶妙」という。
オープン以来、利用客は30~40代の男性が中心。飲み屋帰りの来店客も多く、深夜に店が混雑することも珍しくない。今後は、「錦という繁華街に位置するため、ちょい飲み客にも対応できるよう、基本メニューはくずさず、おつまみ品目の展開も視野に入れる」という。
営業時間は11時~翌5時。