大須に3月24日、カフェ「TAKERU cafe(タケルカフェ)」(名古屋市中区大須3、TEL 052-242-7813)がオープンした。
オーナーの横井佑典さんは元銀行勤めのサラリーマン。「学生のころから飲食店を開くのが夢だった」と横井さん。同店をオープンするにあたり2年前に脱サラ。飲食店を掛け持ちでアルバイトするなどして「修行」を重ねていたとき、同じ志を持つ料理担当の桜井さんと巡り会い出店を決めた。
2フロアで構成する同店の店舗面積は約20坪。席数は、カウンター席2席、テーブルソファ席42席を設ける。「カリモク60」のソファが並ぶ店内は、白を基調にミッドセンチュリーの雰囲気のある空間に仕上げた。天井のペンキ塗り、店前の格子、机、看板などは友人との手作りによるもの。ぬくもりのあるスペースにするため、「特に照明にはこだわった」という。コアターゲットは20後半以上の女性。
フードメニューに力を入れる同店。ランチ以降は、サラダ、前菜、グリル、フリット、ピザ、パスタ、コース料理などメニューを充実させダイニングとしても利用できるようにした。
主なメニューは「エビとアボカドのタルタルサラダ」(880円)、「トロサーモンのごまだれカルパッチョ」(800円)、「豚肉のグリルタルタルナッツあえ」(880円)、「モッツァレラチーズのフリット」(750円)、「生ハムピザ」(1,100円)、「サーモンとホウレン草のクリームパスタ」など。コース料理は、2,600円~。横井さん「おすすめ」のデザートは日替わりで常時5~6種類用意する。価格は500円前後。
「大須には昔ながらの店も多い。周りの店とも協力し合い地元に溶け込んでいきたい」と横井さん。店内に設置したメニュー黒板に描かれた絵はアーティスト活動もする近くのショップ店員が手掛けたという。「大須にはカフェが多くあるが、『大須のカフェと言えばタケルカフェ』と言ってもらえるような店にしていきたい」と笑顔をみせる。
営業時間は11時30分~23時(ランチは11時30分~14時30分)。水曜定休。パーティーなどの貸し切りにも対応する。