あいちトリエンナーレ実行委員会が5月31日、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2016」の参加アーティストを追加発表した。
同芸術祭は「虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅」をテーマに、8月11日から10月23日の74日間にわたり開催される。会場は愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、長者町地区などの名古屋市内と豊橋市、岡崎市。
新たに発表された参加アーティストは、レバノン・ベイルート出身でフランス・パリを拠点に活動するアリ・シェリさんら現代美術5組と、愛知県出身で世界の主要な映画祭で高い評価を受ける山村浩二さん、2016年アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたコロンビアのシーロ・ゲーラさんら映像プログラム21組を招へい。中国・北京出身のリウ・ウェイさんをはじめ、今回初めて日本の芸術祭で紹介されるアーティストは20組。これまで発表されていた分を含めると、現代美術85組、映像プログラム25組となった。
パフォーミングアーツ等と合わせ、本展には過去最多となる38の国・地域から119組のアーティストの参加が決定。現在、参加が決まったアーティストたちによる作品制作に向けたリサーチや会場視察が行われている。
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