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鶴舞公園で「秋まつり」 屋外映画祭や園内ガイドツアー、花のフォトスポットも

開花を待つバラ園前で「鶴舞公園 秋まつり」を紹介する松田あやかさん(左)

開花を待つバラ園前で「鶴舞公園 秋まつり」を紹介する松田あやかさん(左)

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 「鶴舞公園 秋まつり」が10月1日、鶴舞(つるま)公園(名古屋市昭和区鶴舞1)で始まった。

開花を待つ設置60周年の鶴舞公園のバラ園

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 開始15周年の屋外映画祭「ツルマシネマ」は、10月4日・5日と11月3日に野外舞台「普選記念壇」で行う。4日・5日は観覧無料で親子で楽しむ映画を、11月3日は有料で大人が楽しむ映画を上映する。

 同企画担当者の松田あやかさんは「例年、基本的に1日のみの開催で1000人ほど集まる人気企画。今年は3日間行う。客席後ろの芝生にレジャーシートを敷くなど自由に過ごしてほしい」と話す。上映開始は18時~(11月3日は17時30分)。

 愛知県の花産出額日本一をアピールするあいち花マルシェ実行委員が運営する「あいち花マルシェ」(10月31日、11月1日~3日)は、正面広場から噴水塔までを会場に県産の花のフォトスポットを設置するほか、土曜・日曜限定で花の販売を行う。秋まつり期間中は「緑化センター」に、同公園職員が作る県産の花を使ったオリジナルフォトスポットも設置する。

 このほか、「秋のバラ園」「どんぐり樹木」のコース内容で、植栽や花壇を管理している同園職員が案内する「園内ガイドツアー」(参加無料、事前予約制)や、園内の見どころを回る人力車(1人=1,000円、事前予約制)、園内で配布するスタンプ帳を使って、6カ所に設置したスタンプを集めてクイズを解く企画も用意。公園の面積は24ヘクタールあるため、「行ったことがない園内のスポットを見て回ってもらいたい」と松田さん。

 松田さんによると、今年開設60周年を迎えるバラ園は本来、秋バラが咲き始めるシーズンだが、高い気温の関係で開花が遅れているという。バラ園の敷地は3380平方メートルで、約140種1400株のバラを植栽。敷地を区切り、「殿堂入り花壇」「香りの花壇」などテーマに合わせた品種を植えているという。「秋バラは色が濃く、香りがしっかりしているのが特徴。朝に香りを放ち始めるが、秋バラは昼ごろでもまだ香りを楽しめる。咲き始めは10月中旬、見頃は10月後半になる見込み」と松田さん。

 「週末には異なるイベントを開催しているので毎週来ても楽しめる。過ごしやすくなってきたので、朝から来て昼はピクニックなどで過ごし、夕方まで1日中楽しんでほしい」と来園を呼びかける。

 11月4日まで。

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