学生を対象としたeスポーツリーグ「ExCROSS BLUE LEAGUE(イークロス ブルー リーグ)」の記者発表が12月18日、「コミュファ eSports Stadium NAGOYA」(名古屋市中区栄3)で開かれた。
同施設は2019年、名古屋パルコ東館7階にオープンした中部初の常設eスポーツ施設。運営する通信会社「中部テレコミュニケーション」(中区)が大会を主催する。
参加対象は全国から募った高校生・大学生・大学院生・専門学校生。2025年3月開催のeスポーツイベント「ASIA esports EXPO」の予選リーグも兼ね、優勝チームに出場権が与えられる。同社経営戦略本部の鈴木誠さんは「学生が本気で競い合うリーグを発足する。学生の皆さんの可能性を広げ、ヒーローが誕生するような熱い大会にしていきたい。学生が挑戦することにつながる場と、学生と企業がつながる場を創出する」と話す。
大会は、12月24日開幕の「ポケモンユナイト」部門と、来年1月11日開幕の「ストリートファイター6」部門の2部門で構成。「ポケモンユナイト」は1チーム6人(対戦者は5人)、「ストリートファイター6」は1チーム4人(同3人)。ファーストステージからサードステージまでを勝ち進んだ3チームが来年2月24日に行われるファイナルステージで戦う。総額200万円の賞金を用意し、各部門の優勝チームには60万円を贈呈する。
記者発表には同イベント公式サポーターでプロeスポーツチーム「REJECT」所属のこく兄さんとたきしまさん、「名古屋OJA」所属のプロゲーマーのKEI.Bさんらが駆け付けた。「配信を通じてこの大会を応援したい」(こく兄さん)、「SNSを通じて届けていきたい」(たきしまさん)、「選手がなるべくプレーしやすいように環境面でのサポートもしていきたい」(KEI.Bさん)と話す。