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栄の名古屋クラウンホテルに団体専用食事会場 ワンフロア382平方メートル

名古屋クラウンホテルに改装オープンした団体専用食事会場「お食事処 三蔵」

名古屋クラウンホテルに改装オープンした団体専用食事会場「お食事処 三蔵」

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 名古屋クラウンホテル(名古屋市中区栄1)は改装オープンした団体専用食事会場「お食事処 三蔵(みつくら)」を6月中旬から、本格始動する。

朝食メニューの「コーミソース」を設置するエビフライ、みそ串かつ、郷土料理「ひきずり鍋」などが並ぶビュッフェ台

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 基本的に団体宿泊者の夕食・朝食会場として利用する同会場。2階部分でもともとあった和室の宴会場6室分を改装した。広さは382平方メートル。真ん中にビュッフェ台を設置し、左右にテーブル席(200席程度)を置く。

 同社の堀場克司社長によると、現在も利用が多い修学旅行のほか、来年開催のアジア競技大会で新築・改修される施設を利用するスポーツ団体の宿泊需要が期待できる。団体がまとまって、手頃な価格で夕食を取れる場所のニーズが高いことを背景に、新しく団体専用食事会場を設けたという。

 「常設の食事会場にすることで、専用のビュッフェ台をはじめ、料理を照らす照明、料理の保温設備、サラダやデザートなどを置いておく冷蔵ショーケースなどを設備が整った環境で提供内容の質も上げられる。業務の効率化にもつながる」と堀場さん。

 朝食は、郷土色ある和食中心のメニューで、「コーミソース」をかけることを推奨するエビフライ、自身でみそだれに「ドボン」とつけて食べるみそ串かつ、牛すじ入りの八丁みそ煮、白だしと台湾肉みそを用意するきしめんなどの「なごやめし」、愛知の郷土料理で奥三河鶏を使う「ひきずり鍋」を提供。契約農家のコメを使ったごはん、野沢菜こんぶや豆のりなどごはんのお供、赤だしのみそ汁、サラダ、カレー、パンなども用意する。

 会場内には大型ディスプレーを設置し、研修や旅行中のミーティングや発表会などの会場としても利用できるようにする。

 ロビーには、愛知の郷土料理の歴史的背景や食文化について紹介したパネルや、地元中学校との連携企画で中学生が絵と文章でまとめた名古屋の魅力を紹介するパネルを設置する。

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