栄の複合商業ビル「サンシャイン栄」(名古屋市中区錦3、TEL 052-310-2211)を運営する京楽栄開発(中区錦3)は2月3日、同館2階のラーメンテーマパーク「名古屋麺屋横丁」を閉館すると発表した。
閉館理由として、同社広報担当者は「知られざる地方の有名店を紹介するなど、当初の事業目的をある程度達成した」ことと、「ビル全体が、よりエンターテインメント性の高いアミューズメントビルとしての新たな展開をしていくための第1段階としての動き」だと話す。
「名古屋麺屋横丁」は、全国でフードテーマパークをプロデュースするナムコ社内の企画設計チーム「チーム・ナンジャ」がプロデュースし、2005年2月25日にオープンした。場内は、ラーメンブームが全国的に広がり始めた昭和30年代の古い日本の町並みをモチーフに、「架空のラーメンの街」をイメージして作られた。定期的に店舗の入れ替えも行い、全国各地のラーメン店が常時7店舗、軒を連ねている。
同館について広報担当者は「さまざまなお客様が来場され、とても好評だった。ラーメンをテーマに、面白い展開ができたのでは」と振り返る。
現在、各店舗でクーポン券を配布するなどの「閉店感謝サービス」を実施している。1月31日まで。