女性の細やかな視点を生かした葬儀ビジネス-ジャーニーが発表

左から、森下美奈子さん、平出莉貴社長、堀曜子取締役、櫛山しのぶさん

左から、森下美奈子さん、平出莉貴社長、堀曜子取締役、櫛山しのぶさん

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 高齢者福祉施設への人材派遣業などを手がけるジャーニー(名古屋市中区新栄2)は7月11日、今年3月より葬祭専門の司会派遣を始めていた同社のフューネラル事業部「しゃららん」が開始する新ビジネス「女性が手がける葬儀ビジネス」についてのプレス発表を行った。

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 「しゃららん」では、女性ならではのきめ細やかな心のある葬儀のサポートを行い、「エコロジー葬」「偲ぶ会」など独特なサービスを提供する。「エコロジー葬」は、祭壇を設営せず故人愛用の着物や品を中央に配置して行う葬儀。お疲れの遺族に配慮し白かゆと漬け物で「食い分かれ」を行うほか、環境に貢献する植林の寄付がついている「エコロジー棺」を使用する。「無宗教で行いたい、不要な物に費用はかけたくないというご要望にお応えするプラン。不要な物を使用しないことは地球環境への貢献にもつながる」(同社取締役の堀さん)。

 「偲ぶ会」は、家族葬や密葬を済ませた故人の友人、知人らを迎えて行うもので、会費制や食事会などを交えた会の提案を行う。そのほか、同社専属の臨床心理士が対応する家族のカウンセリングを行う「グリーフケア」なども行う。

 「しゃららん」について同社の平出莉貴社長は「葬祭専門の司会者派遣を3月から始めているが、これからの高齢化社会へのニーズに応えるべく葬儀の形を提案し、女性ならではの心の優しさを環境のことも考えたアイテムを活用し執り行いたい」と話す。堀さんは「人の死に直面する大切な仕事だが、女性ならではの細やかな心配りが必要な仕事と思う」とも。

しゃららんジャーニー

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