大須の老舗家具店がオーダーメード「萌え家具」-通行人の注目集める

ショーウィンドーに置かれた「萌えソファ」

ショーウィンドーに置かれた「萌えソファ」

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 大須・赤門通沿いにある老舗家具店「タカラ屋家具」(名古屋市中区大須3、TEL 052-241-1814)が6月から始めた「萌え家具」のオーダーメード作製サービスが話題を集めている。

 最近ではパソコン関連やアニメ・ゲームグッズの販売エリアとして知られる大須だが、通りには婚礼家具や輸入家具、インテリアショップ、アンティーク家具などの店が軒を連ねる家具街の顔も持つ。家具の小売り、リフォームを手掛ける同店は1923年(大正12年)創業の老舗家具店。「ベーシックなものから他には置いてないような家具も取り扱っている」と3代目社長の林宏一郎さん。

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 「萌え家具」とは、その名の通り萌え系のイラストなどを生地に特殊プリントした家具のこと。きっかけは「萌系、痛系でいろいろ楽しいものがあるがソファや家具全般にはない。家具にしたら面白いのでは」という発想から。準備段階で「プリントしやすい生地を用意するのに苦労した」としながらも、痛車を取り扱っている友人の協力を得てサービスを始めた。

 現在はソファ、ベッド、壁紙リフォームを受け付ける。イラストなどのデータを準備すれば「フルオーダーなので、サイズ、色、形など自分だけの一点物を製作できる」と林社長。「各ステップで家具のスペシャリストと細かく打ち合わせをしながら進めるので安心して注文できるのでは」。ソファの製作期間は約1カ月で、価格は10万円~。

 店のショーウィンドーには「萌えソファ」のサンプルを展示する。背もたれ部に「いたずらしないでね」とプリントされた萌キャラのイラストが目を引き、通りすがりの若者が写メを撮ったり、問い合わせがあったりするなど注目を集め、店頭に置いてあるチラシも「毎日確実に減っていく」という。

 「今はまだ導入時期。他ではまねしにくいことなので、ゆっくりと楽しみながらやっている」という林社長。「新しいことをすると会社も街も元気になる。少しでも話題になって店の認知度が上がれば」と萌え家具に期待を寄せる。「部屋のクロスも扱っているので萌家具ならぬ、萌部屋をコーディネートします」とも。

 営業時間は10時~19時。水曜定休。

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