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「あいちトリエンナーレ」芸術監督に東北大大学院・五十嵐太郎教授が就任

「あいちトリエンナーレ2013」芸術監督に就任した五十嵐太郎さん

「あいちトリエンナーレ2013」芸術監督に就任した五十嵐太郎さん

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 2013年に開催される国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2013」の芸術監督に、東北大学大学院工学研究科教授の五十嵐太郎さんが就任。愛知芸術文化センター(東区東桜1)で8月4日、記者会見を行い、抱負を語った。

 五十嵐さんは仏パリ出身。東京大学工学部建築学科を卒業、春日井市の中部大学の講師などを経て、2009年から東北大学大学院教授に就任。五十嵐さんの専門は都市・建築学。2007年から2009年まで文化庁芸術選奨(美術部門)推薦委員に選任されたほか、2008年の「ヴェネツィアビエンナーレ国際建築展」では、日本館のコミッショナーを、昨年の「あいちトリエンナーレ2010」では長者町企画コンペの選考委員も務めた。

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 「昨年、トリエンナーレの期間中に何度か名古屋を訪れたが、非常に盛り上がっていると感じた。第1回と全く違うものを開催するのではなく、長所を継承・発展しつつ、自分の専門である建築を生かした新機軸や時代性を織り込みたい」と五十嵐さん。

 東日本大震災では五十嵐さんの職場・東北大学も被災した。「震災以降、アートに何ができるか、多くの人々が悩んでいる。アートはすぐに役に立つ即効薬にはならないが、何気ない日常の豊かさに気付きをもたらし、未来に向かって生きていく希望を与えるものだと思っている。展示される作品が直接的に震災への対応を表現するわけではないが、震災後の日本から世界へメッセージを送る上で重要なファクターだと考えている」とも。

 「あいちトリエンナーレ2013」は秋をめどにテーマ・コンセプトが決まり、来春には主要参加アーティストなどの企画概要が発表される予定。

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