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大須に「ペレーラせんぱいのスリランカカリー」-テークアウト専門店

店舗の前には3席ほどの丸イスも。写真=国本龍太郎さん

店舗の前には3席ほどの丸イスも。写真=国本龍太郎さん

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 大須商店街の路地、文殊小路に8月26日、スリランカカレーのテークアウト専門店「ペレーラせんぱいのスリランカカリー」(名古屋市中区大須3、TEL 090-3484-1081)がオープンした。

 カップに入れて提供する同店のカレーは、汁気が少なく、具材がメーンになっているのが特徴。「スリランカの人々は手で食事をすることが多いので、少なめのルーで煮て水分を飛ばしてご飯に載せて具を食べるスタイルのカレーも多い」と同店の国本龍太郎さん。「普通の『カレーライス』をイメージして来店した方には驚かれている」とほほ笑む。

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 名前の由来の「ペレーラせんぱい」は、実際に国本さんと共に同店を共同経営している桑原さんの友人のスリランカ人、ぺレーラ・マヒンダさんのことだという。同店のカレーはそのペレーラさん夫妻にスリランカで教えてもらったレシピを忠実に再現している。

 同店オープンのきっかけについて、国元さんは「サーフィンが趣味の桑原が仕事で行ったスリランカでサーフィンをしていた際、偶然スリランカ沖の大地震に遭遇してしまった。その際に助けを求めたのが、以前から知り合いだったペレーラさんだった」と振り返る。「その6年後、今度はペレーラさんが桑原に会うために来日していたその時、東日本大震災が起こってしまった。互いの国で起こった惨事を胸に刻み、何かを残していこうと、共同で店を作ろうという話になった」と話す。

 同店のカレーに使われているスパイス類は全てスリランカから直接仕入れているもの。カルダモン、シナモン、ターメリック、グローブ、チリ、Bペッパー、カレーリーフ、カレーパウダー、ローストカレーパウダーの9種類のスパイスを使い調理する。「スパイスは殻をむかなければならないものもあり、1回の調理で作るのは10人前が限界」と国本さん。「店舗内の厨房では、常にカレーを作っている感じ」とほほ笑む。

 主なメニューは、代表的なスリランカ料理の「コロンボチキン」(450円)、ポークカレーの「シュリーポーク」、羊肉を使った「ランカーマトン」(以上480円)など。「スリランカでは、宗教上決して豚肉は食べない。ポークメニューは日本での販売用に開発したもの」と国本さん。「どれもスパイスが利いていてビールにとても合う」とも。来月からはライスとセットにした「カレーライス」をランチで提供予定。

 営業時間は、平日=12時~20時、土曜・日曜・祝日=11時30分~20時。水曜定休。

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