中日文化センター「文化系プロレス講座」が延長戦-夏の短期集中観戦力養成コース

文化系プロレス講座を開く鈴木健さん

文化系プロレス講座を開く鈴木健さん

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 栄の中日文化センター(名古屋市中区栄4、TEL 0120-53-8164)で4月から開講されていたプロレスの楽しみ方をレクチャーする「鈴木健.txtの文化系プロレス講座」が、好評につき3カ月延長されることになった。現在、7~9月期の受講者を募集している。講師は引き続き「週刊プロレス」元編集次長で、プロレス記者、解説者の鈴木健.txt(すずきけん)さんが務める。

鈴木健さんが発行しているプロレス系フリーペーパー

 同講座はプロレス観戦初心者には入り口を、プロレスファンにはより深くのめり込むための題材を提供するのが目的。プロレス仲間を作り、共もに語り合える場作りを目指している。今回は「夏の短期集中観戦力養成コース」と題し、プロレスの“観戦力”を養うべく試合の見方にポイントを置き、観戦する上でより楽しめる材料や姿勢をレクチャーする。

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 鈴木さんは「企画をもらった時はプロレスがカルチャースクールの題材となること自体例がないし、不安の方が大きかった。ところが第1期には30人以上の熱心な方々が集まった。受講者に参加理由を聞くとプロレスについての話を聞く機会そのものが名古屋には少ないと言われた。選手のトークイベントでも語られるのはその選手に関する話であり、プロレスというジャンルについて深く掘り下げたり、その入り口となったりする場がなかった。意外なニーズがあることを実感した」と振り返る。

 「第1期はやはりプロレスファンの方が多く受講されたが、第2期の講義内容は、これからプロレスを見るにはどうすればいいかという初心者にも役立つものとなっている」と鈴木さん。7月は「ベストバウト(最高試合)の解釈の仕方」。過去に行われた試合を深く検証しつつ、ベストバウトの定義をあらためて考える。8月は「一つの試合を膨らませる姿勢」。試合を多角的に見ることで何通りもの楽しみ方ができることを紹介する。9月は「試合リポートを書くポイント」。24年間プロレスマスコミとして活動してきた鈴木さんが心掛けてきたこと、読ませる文章にするためのポイント、リポートを書く上での試合の見方などをレクチャーする。

 鈴木さんは6月15日、プロレスを中心とした表現ジャンルのフリーペーパー「KEN筆.txt(ケンピツドットテキスト)」を創刊した。名古屋ではスポーツバー「スポルティーバアリーナ」(名古屋市中区千代田3)で配布している。

 最後に鈴木さんは「この講座を入り口として日本に根づいた大衆文化であるプロレスに触れ、感じるものがあったら継続して楽しんでもらいたい。また、毎回1時間半の講義の後に延長戦として質問会を行っている。素朴な疑問やプロレスを見続けている中で思ったことについて可能なかぎり答え、受講生同士のコミュニケーションも図り、プロレスをともに楽しむ横のつながりも築いていきたい。今現在、楽しめる趣味がないとか共通の話題で盛り上がれる仲間がいないという人は、当講座をきっかけの場にしていただけたら」と多くの参加を呼び掛けた。

 開講日時は7月21日、8月25日、9月15日の3回。15時30分~17時。受講料は7,560円。

申し込み、問い合わせは中日文化センターまで。

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