大須の生花店「トーカ」が移転リニューアル-幅広い客層取り込みへ

様々なグリーンが目をひく店内

様々なグリーンが目をひく店内

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 昨年3月に大須にオープンした生花店「tooka(トーカ)」が6月3日、裏門前町通り沿いに移転オープンした。

通りに面した全面ガラス張りの店舗

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 大須の家具店「arne(アーネ)」横に移転した同店の店舗面積は約20坪。「以前より少し狭くなったが、路地に面していた以前の店舗に比べて人通りが多い通りに移動してふらっと立ち寄ってくださるお客さまは多くなった」と話すのは同店オーナー夫妻の一人、加藤真由さん。移転後は少しずつこれまでと客層が変わってきているという。

 「気軽にグリーンを楽しんでもらえるお店にしたい」(謙一さん)という同店には、曲がった樹形の植栽や希少な植物などのほか、多肉植物やエアプランツ、セレクトされた切り花などがセンスよく並ぶ。「変わった形の植物の方が愛着が湧く(笑)」と謙一さん。

 中でも「サンスベリアリトルサムライ」(3,150円)の鉢植えは、「プラントハンター」として各地で活躍している兵庫の植物店「花宇」から仕入れており、「名古屋で販売しているのはうちだけなのでは」という希少なもの。現在店内には約50種類のグリーンのほか、色とりどりの切り花が並んでいる。

 「エアプランツマニアの方やコウモリランマニアの方など、植物マニアの方の来店も多い」という。「近頃では男性が植物を買うシーンが多くなってきた。ファッション好きの方がインテリアの一環として植物を購入して行かれる姿を多く見るようになった」(謙一さん)とも。「移転後はインテリアショップ・アーネさんが隣にあるので、より具体的にインテリアとグリーンの組み合わせを考えていただける環境になったのでは」(真由さん)と分析する。

 もともと大須に出店した理由について謙一さんは、「若い人も年配の人も多い土地柄なので、幅広い年齢の方に利用してもらえるのではと考えた」と話す。実際に地元の年配の利用客も多いという。植栽の価格帯は500円~5万円と幅広い。

 営業時間は10時~20時。

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