見る・遊ぶ

シアターカフェなどで「大須映画祭」開催-サブカル拠点で「人・街」つなぐ

「つながるヒト・つながるマチ」をテーマに開催される「大須映画祭」

「つながるヒト・つながるマチ」をテーマに開催される「大須映画祭」

  • 0

  •  

 大須商店街(名古屋市中区大須)の「シアターカフェ」(中区大須2)ほかで10月13日・14日、東海地域を題材とする映画の上映やシンポジウムなどを行う「大須映画祭2012」が開催される。

[広告]

 同映画祭は今回が初開催。「つながるヒト・つながるマチ」をテーマに、「大須」という街の持つ幅広いコンテンツ力を「映像」という切り口でネットワーク化し、将来、コンテンツやクリエーターの集積地、発信地となることを目指す。

 映画上映の主な舞台になるのは、今年4月にオープンした映画上映スペースを持つカフェ「シアターカフェ」。13日は東海地域に関連するさまざまな映画、映像作品を上映。14日のプログラムは、監督、関係者をゲストに招く「招待監督作品特集」や「地域まちおこし映像祭り」など。「第1アメ横ビル(中区大須3)」でも14日に「ショートストーリーなごや」受賞作品などが上映される。

 同映画祭実行委員会の高須健一さんは「シアターカフェという映画を楽しみながら話ができる場ができたことが、映画祭立ち上げの大きなきっかけ。大須商店街にはかつて10館以上の映画館があり、大勢の人でにぎわっていたが、今は無くなってしまった。しかしガンダムバーやメードカフェ、OS☆U、世界コスプレサミットなど、東海地区を代表するサブカルチャーの拠点になっている。東海地域で映像制作に関わる人、映画祭を運営している人が映画祭を通じてつながっていき、みんなで何かを生み出し、発信力のある大須から全国にPRしていくことができれば」と同祭のテーマを話す。

 高須さんは円頓寺商店街を舞台にした映画「WAYA!~宇宙一のおせっかい大作戦~」の製作委員会メンバーである林哲哉さん、シアターカフェを運営する江尻真奈美さん、林緑子さんらと共に実行委員会を立ち上げ、準備に取り組んだ。「上映作品は東海地域を舞台にした映画で、監督やスタッフなど関係者が映画祭に来てくれる作品を選んだ。サカエムービーアワードやショートストーリーなごや、愛知県文化情報センターの自主制作映画など、今まで名古屋で制作されてきた映画もそろえている」

 映画上映以外の映像関連イベントも多彩。13日は「とよはしまちなかスロータウン映画祭」や「知多半島映画祭」など東海各地で開催されている映画祭の中心メンバーを招き「東海地域映画祭サミット」、愛知県内で映像制作を行う大学生たちによる「愛知学生映画サミット」をそれぞれ開催。シンポジウム「バーチャルアイドルとまちおこし」では、さまざまなサブカルチャーが集まる大須商店街を含めた東海各地の現状とポテンシャルについて紹介。大須のバーチャルアイドルを開発、発信する「大須バーチャルアイドル企画」をスタートさせる。スペシャルゲストとして「神様のメモ帳」「花咲くいろは」のキャラクター原案などを手掛けたイラストレーター・岸田メルさんが参加する。「映画祭サミットでは、それぞれのイベントを立ち上げたきっかけや、開催する意義などを語り合ってもらう予定。来年に向けてサミットを定例化させて、各地の映画祭で連携していきたい。学生には映画に興味があり、作りたいという人は多いが、なかなか発表する機会もない。映画祭が発表や交流の場になっていけばうれしい」と高須さん。

 大須バーチャルアイドルは、同映画祭から始動し、来年に向けて制作を目指していくという。「サブカルチャーの大きな力を集め、大須発のバーチャルアイドルを作りたい。大須商店街という活気に満ちた街を巻き込んで、いろいろな人が参加しながら共同で物語を作っていく。完成したバーチャルアイドルは学生などに自由に物語化してもらえるようにしたい」

 映画祭開催中には「大須大道町人祭」も行われる。高須さんは「町人祭と同時期に開催するのは、大須にたくさんの人が集まる機会だから。大道芸やおいらん道中を見た後に、ゆっくりコーヒーを飲みながら映画も見てもらえたら」と来場を呼び掛ける。

 映画の上映時間、各イベントの時間、料金、会場などは同映画祭公式ブログで確認できる。2日間フリーパスの料金は3,500円(当日4,000円)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース