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栄に関西発・サムギョプサル専門店「ベジテジや」-包み方1万通り

白い壁と木目調のテーブルを基調にした店内

白い壁と木目調のテーブルを基調にした店内

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 関西発のサムギョプサル専門店「ベジテジや」が8月27日、名古屋市内初出店となる「ベジテジや栄店」(名古屋市中区3、TEL 052-252-9939)をオープンした。

30種類のトッピングを組み合わせて食べるサムギョプサル

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 経営する「ゴリップ」(京都市中京区)は、2006年に「ベジテジや」1号店を京都市伏見区にオープン。現在、関西地域に10店舗のほか、全国に5店舗を展開している。栄店で16店舗目の出店になる。「包まぬ豚はただの豚」をコンセプトに、豚肉とトッピングで独自にアレンジする「新しいサムギョプサル」の食べ方を提案する。

 同店の店舗面積は45坪。1階8テーブル(24席)、2階9テーブルとテラス2テーブル(52席)を設ける。ソファや壁の飾り付けなどにこだわった「オシャレなカフェ」をイメージした店内で、サムギョプサルを食べることができるというギャップも魅力のひとつ。各テーブルには鉄板とコンロを組み合わせた特注コンロを備え、鉄板で肉を焼きながらコンロでチゲを食べることができる。サムギョプサルとは、焼いた豚肉をサンチュ(包み菜)などで包んで食べる料理。同店では、20種類の豚肉と、30種類のトッピングを用意。組み合わせは1万通り以上にもなるという。「とろ~りチーズ」「おろし塩納豆」「玄米クレープ」「キノコバター」など、他店では見られないようなトッピングは、「スタッフが試行錯誤を繰り返し、サムギョプサルにぴったりだと思うものを厳選した」と、同社副社長の洪(ホン)さん。

 注文数が多いという「ベジテジコース」(2,500円)は、独自のスパイスで味付けした「センサムギョプサル」のほか、計4種類の肉が楽しめ、そのほか、野菜セット、トッピング3品、特製チゲ、済州ご飯が付く。「ガーリックロースサムギョプサル」(1,100円)、「完熟骨付きデジカルビサムギョプサル」(M1,480円)、「塩蒸サムギョプサル」(980円)など、コース以外にも肉のラインナップを豊富に用意。自社農園で開発した「女性の手のひらサイズ」のサンチュやゴマの葉、パチョレギ(特製タレであえた白髪葱サラダ)は食べ放題。

 「店の従業員一人一人が『サムギョプサルの伝道師』という自覚を持って、サムギョプサルを知らない人たちにも、おいしさを伝えたいという気持ち」と洪さん。「私たちの会社は、サムギョプサルという単一業態であるからこそ、もっと深くこだわってベジテジや流サムギョプサルという分野を開発していきたい」と意気込む。「今後、名駅、金山、錦エリアへの出店も予定している」とも。

 営業時間は17時~翌1時。

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