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栄・中日ビルが4月23日全面開業へ ブルーボトルのカフェ、「文喫」など93店

4月23日に全面開業し93店が入る「中日ビル」外観

4月23日に全面開業し93店が入る「中日ビル」外観

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 中部日本ビルディング(名古屋市中区栄4)と中日新聞(丸の内1)が1月11日、「中日ビル」(栄4)が4月23日に全面開業することと93のテナント内容を発表した。

「中日ビル」にオープンする「文喫 栄」の施設内イメージ

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 同ビルは2021年2月に着工、2023年7月に完工。地下5階、地上33階建てで高さ約158メートル。約53メートルの旧中日ビルから約3倍の高さになった。

 コンセプトコピー「中日ビルで、会おう。」と、京都を拠点に活動するグラフィックデザイナーのMACCIU(マチュー)さんが手がけたティザービジュアルが同施設ウェブサイトで公開されている。

 名古屋初出店は31店舗、新業態店は5店舗。

 地下1階~地上3階は商業エリア。地下1階は、パンとワインやシャンパンの店、ワインと日本酒の専門店、生鮮食品店、精肉店のほか、カレー、ラーメン、おにぎり、きしめん、立ち食いすし、あんかけパスタ、日本茶のドリンク・スイーツなどの店が並ぶ飲食ゾーンを設ける。地上1階には、「ブルーボトルコーヒー」のカフェ、ティーブランド「TWG Tea」、「恵那川上屋」プロデュースの和洋菓子・ベジフードの店などの飲食店のほか、靴、靴下、バッグ、革小物、コスメ、香水、生活雑貨などの店が入る。

 2階は書籍や雑貨、全国の特産品や伝統工芸品が集まるフロアで、名古屋出店に当たり「本屋と大喫茶ホール」をテーマに掲げた入場料のある書店「文喫」、地域の産品を扱う「サカエルマルシェ」、レコードショップ「フェイスレコード」、陶器店、アウトドアブランドなどが出店。3階はカジュアルからフォーマルまでをそろえるレストラン街で、松阪牛のルーツの黒毛和牛・伊勢肉がメインのレストラン「豚捨」、すし店「東京 すし宗達」、スペイン料理店、うなぎ店、居酒屋、カフェなどが出店する。

 4階は郵便局、クリニックなど、5階は北海道や福島、長野、高知、沖縄など15道県の特産品や観光情報を紹介する「全国物産観光センター」、4階、5階はカルチャーセンター「中日文化センター」(4月3日開業)、6階は「中日ホール&カンファレンス」が入る。7階は誰でも利用できる屋上広場を設置する。

 7階の一部と24階~32階は、「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」が2月20日にオープン。客室は246室。24階に「中国飯店 春秋」や「中国飯店『BAR 蒼』」、7階に「鮨(すし) 銀座おのでら」などが入る。

 9階~22階はオフィスエリア。

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