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廃材を再利用したバッグブランド「モデコ」、ロサンゼルス出店へ

水野さんが「お気に入り」という新ブランド「ReCrafted(リクラフテッド)」のトートバッグ

水野さんが「お気に入り」という新ブランド「ReCrafted(リクラフテッド)」のトートバッグ

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 エコロジーをコンセプトに、端材や廃材を再利用したバッグブランドショップ「MODECO(モデコ)」(名古屋市中区大須2、TEL 052-253-8800)が6月1日、ロサンゼルスにテストショップをオープンする。

ハンドバッグ「SALUTO」

 床の端材や車のシートベルトやレザーシート、消防服などの廃材を、バッグや財布にアップサイクルして販売する同店は、2010年に大須本店をオープン。その後、「松坂屋名古屋店」(同区栄3)や「大丸京都店」(京都市左京区)、「松坂屋上野店」(東京都台東区)にも直営店を開設するほか、全国にポップアップストアを展開する。ブランド名は「MODE」と「Ecology」を組み合わせた造語で、エコロジーに前衛的で先進的という意味が込められている。

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 今回は、ロサンゼルスの北東にある「サンタアニタ・ショッピングモール」内に3カ月間、テストマーケティングとして出店する。「ロサンゼルスではカジュアルなサーフファッションやアウトドアファッションが人気。アメリカ西海岸はエコロジーに対する感度も高く、自社ブランドとの親和性が高いと思った」とモデコ社長の水野さん。「ロサンゼルスの出店候補店を20カ所以上回って、自分でここだと決めた。人が多く、元気で活気があるショッピングモール」だと話す。

 出店面積は10坪ほどで、商品の価格帯は100~500ドル。カラフルなブーツ生地のトートバッグや環境に配慮したレザーを使ったハンドバッグ、カジュアルなボストンバッグなど、アップサイクルのコレクションを中心に20モデルを販売する。「今までは産業廃棄物などの循環外資源をアップサイクルしてデザインしてきたが、エコロジーやエシカルをさらに意識したときに、食肉の副産物(=皮、革)といった循環資源や自然由来の素材も活用していきたい。次の目標は海外の現地資源を使った商品を展開したい」と意気込む。

 「アメリカに出店する理由は、自分たちのアイテムを日本で売る必要性がなくなったから。もちろん大須や日本のことは愛しているが、モデコのコンセプトでもあるエコロジーは世界共通のシンパシー。どの国の人も環境を良くしたほうがよいと思う。エコロジーがステータス化される時に、その代表的なブランドでありたい。来年にはアメリカに本格的な店舗を構える予定」とも。

 「社会的であるということはこれからのライフスタイルの大切なテーマ。エレガンスでスマート、知的なデザインで解決と啓発を行い、正しい知識を提供することで、新しいセンスにつながれば」と期待を寄せる。「元メジャーリーガーの野茂投手のように直球を思いっきり投げたい。MODECOというブランドを触媒にして、ここまでのコンセプトを世界に打ち出し、その直球を打ち返してくれることを期待している。人種や国境、言語を越えて、『新しい、いいもの』の選択肢の一つとして世界に根付くブランドでありたい」と笑顔を見せる。

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