大須の「シアターカフェ」(名古屋市中区大須2)で2月18日から、女性監督による短編ホラー映画の特集上映「第4回東京スクリーム・クイーン映画祭in名古屋」が開催される。
「東京スクリーム・クイーン映画祭in名古屋」で上映される「キラー・タンポン」
「東京スクリーム・クイーン映画祭」は世界中から集められた女性監督によるホラー、ダークファンタジー短編を上映するイベントとして、2013年にスタート。名古屋では2014年から同店で特集上映を開催している。
今回は昨年東京で公開された作品を中心にセレクトした2プログラム計12本を上映する。内容は以下の通り。
Aプログラム=すてきな恋人との出会いを妄想する女性が想像を絶する行動に出る「クレイジー」、堕天使メフィストフェレスが雇い主の悪魔を救出すべくミステリアスな宮殿に向かう「シッチェス・カタロニア国際映画祭 」Noves Visions部門最優秀短編賞受賞作「ディスコ・インフェルノ」など6本。
Bプログラム=ダメ男に翻弄(ほんろう)される女性を恐怖の殺人タンポンが救う2016年の「東京スクリーム・クイーン映画祭」観客賞受賞作「キラー・タンポン」、SF・ホラー映画の巨匠ジョン・カーペンター監督がカメオ出演と音楽提供で参加した「パペットマン」など6本。
名古屋上映の応援としてオカルト&スピリチュアルな同人誌「オカスピ」との共同企画も。恐山、ゾンビアンケートなどのパネル展示「大オカスピ展」(11日~26日)、ホラー好きな女子のトークイベント「boys and phantom ~怪人の推しゴト」(18日)を開催する。
同店の江尻真奈美さんは「恒例となった年に一度の女性監督による短編ホラー特集。昨年に東京で上映された短編に加え、シンガポールツアーの作品からも厳選した名古屋では初のお披露目となるホラーファン必見のラインアップ。好評のホラースイーツの販売も企画しているので、楽しんでいただけたら」と呼び掛ける。
上映は18日・19日・25日・26日の4日間。料金は1プログラム1,300円。18日は上映後に「東京スクリーム・クイーン映画祭を語る会」を開催する。