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「名古屋おもてなし武将隊」が新メンバーお披露目 陣笠隊に哉太郎加入

名古屋おもてなし武将隊

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 名古屋城の二の丸東庭園で5月27日、「名古屋おもてなし武将隊」が新メンバーの「お披露目式」を行った。

新たに陣笠隊に加わった哉太郎

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 名古屋の観光PR活動を目的に、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康ら有名戦国武将6人と、陣笠(じんがさ)隊4人で2009年に結成した同隊。名古屋城内で「おもてなし」と呼ばれる観光案内や写真撮影、演武を行うほか、イベント、メディアに出演して名古屋の魅力を伝えている。

 3月の出立式で陣笠隊・章右衛門が卒業。この日のお披露目式から新たに哉太郎が加わり、新メンバー10人でのおもてなしとなった。快晴の中、観客の前に登場した10人は力強く演武「長篠の戦い」を披露。陣笠隊の4人は新調した桶太鼓(おけだいこ)を担ぐ新スタイルの演奏で舞い踊った。

 演武後、哉太郎は「戦国の世は戦(いくさ)が怖かったが、現世ではこの名古屋、日の本を元気にする戦だと聞いている。精一杯、戦働きをするので、今後ともよろしくお願いします」とあいさつ。信長は「これで10人が出そろった。哉太郎のお披露目式であるが、9人それぞれの新たなる門出にも違いない。われらの新たな可能性、今の10人でしか見せられないものを追求して参る。これからもわれらは挑戦を続ける。しかと付いて参れ」と呼び掛け、観客と共に勝どきを上げた。

 今後の目標を問われた哉太郎は「出身が伊勢の国なので、伊勢神宮と武将たちの深い関わりを、名古屋や日の本の皆さまに伝える役目を果たしたい」と意気込んだ。

 最後に武将隊は、観客全員をハイタッチで送り出した。

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