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名古屋テレビ塔下で岐阜・東濃の地酒と美濃焼のイベント 10蔵30種集まる

美濃焼のおちょこに酒蔵の人が自慢の地酒を注いでくれる。写真は昨年の様子。

美濃焼のおちょこに酒蔵の人が自慢の地酒を注いでくれる。写真は昨年の様子。

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 名古屋テレビ塔(名古屋市中区錦3)下で3月16日~18日の3日間、美濃焼のおちょこで岐阜県・東濃エリアの地酒を楽しむイベント「MEETS TONO(ミーツトーノー) 東濃の地酒と美濃焼。」が開催される。

たくさんの人でにぎわった昨年の会場の様子

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 今年で2回目。多治見市、土岐市、瑞浪市、恵那市、中津川市の5市から成る東濃エリアの魅力を地酒と美濃焼を通じて、「東濃から一番近い」都市、名古屋でPRするもの。主催は5市で構成される実行委員会。昨年は約2200人が来場し、若い女性グループの姿も多く見られたという。今年の目標動員数は2500人を掲げる。

 参加酒蔵は昨年から1蔵増えた全10蔵。三千盛(多治見市)、千古乃岩酒造(土岐市)、若葉、中島醸造(以上、瑞浪市)、岩村醸造(恵那市)、はざま酒造、大橋酒造、恵那醸造、三千櫻酒造(以上、中津川市)、林酒造(可児市)。各酒蔵が3種類ずつ出品し、全部で30種類の酒があつまる。日本酒以外の飲み物も用意する。

 おちょこは多治見市、土岐市、瑞浪市の窯元や作家から集めた美濃焼で、約150種類を用意。いくつかの種類を専用のコーナーに並べ、好みで選んだおちょこ(1個、持ち帰り可)を使ってイベントに参加する。「美濃焼の最大の魅力は幅の広さ、多様性。特徴が無いことが美濃焼の特徴ともいわれ、その特徴を実感できる種類が集まった」と実行委員会。

 つまみは東濃の食材や食文化を取り入れた、イベントのオリジナメニュー12品(うち3品は日替わり)を用意。「瑞浪ボーノポークの角煮」「恵那鶏もも肉の日本酒煮」「坂田豆腐の味付き揚げ」「ヘボ(蜂の子)の佃煮」、5市の食材で作った「東濃5市とん汁」など。美濃焼の小皿に盛り付ける。

 地酒とおつまみはスターターセットに含まれる通貨のコインと引き換え制で。地酒はおちょこ1杯がコイン1枚、つまみはコイン2~3枚で引き換える。物販やワークショップでは現金も使える。会場は基本的に立ち飲み。

 今回は会場に、各市職員が担当する「東濃コンシェルジュ」も配置。観光やグルメ情報、美濃焼を買える店などの情報を発信する。そのほか、東濃への観光需要を高める目的で、東濃で使える特典が付いたチケットを進呈するSNSを活用した企画や、「女城主」の岩村醸造を見学するツアープログラム(4月28日開催)なども用意する。

 参加費は3,000円(通貨8枚、おちょこ、ペットボトルの水などを含む。前売り=2,500円。16日の前売りは売り切れ)。開催時間は、16日=17時~21時、17日=12時~20時、18日=12時~17時。

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