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栄・丸善で「本の路地裏横丁」 本の産直市やトークイベントなど

 丸善名古屋本店の側道路地で行われる「本の路地裏横丁」

 丸善名古屋本店の側道路地で行われる「本の路地裏横丁」

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 栄の書店「丸善名古屋本店」(名古屋市中区栄3)の側道路地で10月5日~7日、愛知県ほか全国の出版社30社が自社書籍を野外販売するイベント「本の路地裏横丁(ほん×ろじ)」が開催される。

 同企画は昨年、名古屋の書店や雑貨店などを会場にした本の大型イベント「ブックマークナゴヤ」のプログラムとして初開催。東京の神田、上野などで同様のイベントを行っている「本の産直市実行委員会」協力の下、本の編集、制作、営業を務めた出版人が選りすぐりの自信作を手に取り、来場者と対面しながら紹介した。

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 2回目となる今回は、風媒社、樹林舎ほか地元愛知県の出版社を含む30社が参加。謝恩価格本(な・ご・や価格758円)や、とっておきの逸話のある本などを並べ、作り手が自社本を「推し売り」する。

 期間中、同店1階・6階の特設会場では、本の著者や書店員らによるトークイベントを開催。「LIVE本屋な日々『ほん×ろじ』名古屋篇」「子どもと絵本と大人-つくること とどけること てわたすこと-」など、さまざまなテーマで書店の魅力や執筆の裏話などが語られる。

 会場では、地元のコーヒーメーカー「ワダコーヒー」が手掛けた「丸善名古屋本店オリジナルブレンド」を販売(7日のみ)。「知を鐙(とも)す」をテーマに、マイルドな「知(ち)」、ビターな「鐙(ともしび)」の2種類をブレンドした「本好きのためのコーヒー」で、一杯売りもコーヒー豆販売も行う。

 関連企画として、名古屋の銭湯組合とコラボした「銭湯本フェア」や風呂グッズ販売を開催。路地での「癒しのよし笛コンサート」、版元営業による「マンドリン読み聞かせ」なども行われる。

 坂本恭亮店長は「2015年の開店以来、地元の街とつながりを持てるようなことをやりたいと思っていた。古地図に詳しい方から、店の北側通りが江戸時代から脈々とにぎわい続けて今に至るという話を聞き、路上を利用した『本の産直市』をやりたいと考えたことが始まり。秋の読書週間に、開放的な路地空間で本を選ぶ新たな喜びを体感してほしい。著者、編集者、営業、卸、書店など出版業界に携わる人々と対面できるので、読者の方はもちろん、出版業界や書店に興味のある方なども来場いただけたら」と呼び掛ける。

 開催時間は5日(前夜祭)=19時~20時30分、6日=11時~18時、7日=11時~17時。