栄の地下街「セントラルパーク」(名古屋市中区栄3)の通路を会場に11月23日、雑誌カルチャーをテーマにしたトーク&マーケットイベント「TOO MANY MAGAZINE MARKET #2」が開かれる。
手掛けるのは、東海のカルチャー情報を扱うウェブマガジン「LIVERARY(ライブラリー)」で、同地下街の開業40周年記念企画の一環。9月・10月にはプレイベントとして閉館後の地下街の通路を舞台に音楽ライブとムービー撮影会「Extra LIVE」を展開した。現在は、同地下街の空き店舗を活用しライブラリーがプロデュースする期間限定ショップ「LIVERARY Extra」も運営。「変てこなコンビニ」をテーマにした店舗デザインで、店内ではライブラリーが推薦する作家やショップの商品、クリエーターとのオリジナルコラボ商品などを販売する。営業時間は10時~21時(日曜・祝日は20時まで)。2019年1月14日まで。
ライブラリーの武部敬俊さんは「期間限定ショップ『LIVERARY Extra』には想像以上に平日でもたくさん人が来てくれて驚いている。ファッションやアートに興味のある人たち、個性あふれる若い人たちも多く、『こういう人たちが名古屋にいたんだ』とうれしい発見もある」と話す。同ショップを目当てに県外から来る人もいるといい、「名古屋に来るきっかけにすることも目標の一つに掲げていたので、実現できているようでうれしい」とも。
23日のトークイベントは、インディペンデント・ファッション誌「STUDY」編集長の長畑宏明さん、ハイカルチャー・マガジン「TOO MUCH MAGAZINE」、ファッション・カルチャー誌「POPEYE」アートディレクターの前田晃伸さん、関西のローカル・カルチャー誌「IN/SECTS magazine」編集長の松村貴樹さんをゲストに迎え、それぞれの雑誌にまつわるエピソードを披露する。
トークイベントの開催時間は15時~16時30分、17時~18時30分の2回。定員は各回先着50人。チケット料金は1,000円で、Extra LIVEまたは当日の会場で雑誌を購入すると500円になる。LIVERARYのSNSアカウント、メール、チケットアプリ「Peatix」、「LIVERARY Extra」店頭で現在、事前予約を受け付けている。
マーケットの開催時間は13時~19時30分。通常の書店では取り扱いのない、国内外の個性的な雑誌や小冊子が多数並ぶ予定。入場無料。