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矢場町にもんじゃ焼きと鉄板焼き鳥の店 名東区の老舗が名古屋中心地に新業態

「カヤモンジャ」店舗前にて店を手がける社長の伊藤通康さん

「カヤモンジャ」店舗前にて店を手がける社長の伊藤通康さん

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 もんじゃ焼きと鉄板焼き鳥を提供する「カヤモンジャ」(名古屋市中区大須4、TEL 052-211-7588)が11月15日、名古屋市営地下鉄・矢場町駅近くにオープンした。

カマンベールチーズをまるごと具材に使う新メニュー「カマンベールジェノベーゼ」

 名東区にある創業23年の鉄板焼き店「加屋」を経営するサンライズ商事(名東区)の新業態。同社社長の伊藤通康さんは「加屋のブランドを名古屋の中心地で展開したいと考えていた」とオープンの経緯を話す。

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 店舗面積は約19坪。古民家を改装した店舗で2階建て。1階にはカウンター席8席、2階は鉄板付きのテーブル席で32席を設ける。

 「加屋」のもんじゃ焼きに焦点をあて主力商品の一つにした。家族連れが多い「加屋」に対し酒場としての利用を想定する同店向けに、ベースの味付けを少しアレンジ。もんじゃ焼きメニューは「めんたい・もち・チーズ」(しょうゆ味、ソース味)、「加屋」の創業当時からのもんじゃ焼きのメニュー「台湾」、「海鮮塩(イカ、エビ、ホタテ)」(以上980円)、「ジャガバター」「とんぺい風」(以上880円)、同店の新メニュー「カマンベールジェノベーゼ」(1,280円)、豚、イカ、エビ、ホタテ、チーズ、めんたいこ、鶏、ネギが入る「カヤモンジャDX」(1,980円)など。価格は「なるべく抑えめにした」と言う。カウンター席ではコンロで提供する。「一人でも気軽にもんじゃ焼きを楽しめる」とも。

 もう一つの主力商品「鉄板焼き鳥」は、愛媛県今治市の「今治焼き」や大阪の「くわ焼き」をもとにした、鉄板の重しで押し付けて焼く料理。「名古屋ではまだ珍しい料理なので良いと思った。鉄板でプレスし中はジューシーに外はカリッと仕上がる。両面から焼くので早く焼き上がる」。主なメニューは、歯応えのいい親鳥とやわらかい若鶏から選べる「皮」(380円)、「とりねぎ」(420円)、「とりにんにく」(580円)。「レンコン肉詰め(2個)」「ピーマン肉詰め」(以上380円)も鉄板で両面から焼き付ける。軟骨の食感が楽しめる「つくねステーキ」(780円、鉄板の重しで焼き付けない)なども。

 そのほか、具だくさんでトロッとした食感というお好み焼きの「加屋焼(MIX)」、軟骨入のつくね生地を使った「つくねぎ焼き」、「極太ソース焼きそば」(以上980円)など。お好み焼き・焼きそばは店が調理した状態で提供する。鉄板で焼く「黒糖小倉フレンチトースト」(580円)などデザートメニューも。

 ドリンクメニューの「お茶割り」は、国産の抹茶、玄米、静岡産緑茶葉が入ったパックを使う「コウバシ茶割りセット」(420円、焼酎と水割りの「中」=350円)や、「ジャスミン茶割り」「知覧紅茶割り」「加賀棒ほうじ茶割り」(以上420円)など。そのほか、芋焼酎のソーダ割りの「芋スカッシュ」(プレーン=380円、生レモン・生うめ・生ライム=420円)、国産の山盛りワイン(グラス=390円、デキャンタ=900円)、「サッポロ黒ラベル」(450円)、「サッポロ赤星中瓶」(480円)など。価格はすべて税別。

 店内には、会社のコンセプト「PLAYFUL(アソビゴコロ)」もデザインに取り入れる。コテのシルエットをデザインしたちょうちんやのれん、床の間には掛け軸を飾り、「社長室」と掲げた「入れない」ドアも。「栄と大須が交差する立地で独特の流れがある。名古屋パルコも近く、知人が手掛けている隣の店にも若者が多く、グラフィック×大衆酒場のようなイメージを狙った。2階の小上がりになっている部分を舞台に見立てライブをするなど、シンボル的な地域に愛される店になっていきたい」と展望を明かす。

 営業時間は16時~翌1時。水曜定休。