伏見地下街(名古屋市中区錦2)で12月27日~29日、横幅160メートルの仮囲いに「らくがき」できる「伏見地下街 こども国際コンクール in長者町」が開かれる。
長さ約240メートルの同地下街。地下鉄伏見駅直結で、近年、飲食店などのオープンが相次ぎ盛り上がりを見せている。
同イベントは、同地下街通路壁面に耐震工事のために設置した仮囲いをキャンバスに見立て、子どもが自由に絵を描いて楽しめるもの。伏見地下街協同組合理事長の小池建夫さんは「仮囲いができて見てみたら真っ白。これはキャンバスになるな、と思い立ち、にぎわいづくりを目的にイベントを企画した」と話す。
安心安全な場づくりを目指すという同地下街。小池さんは「子どもは平和のシンボル。飲み屋さんに来る大人だけでなく、子どもも来られるような場にしていきたい。いずれは子ども食堂もやってみたい。通路でミニ四駆を使ったイベントなどのアイデアも出ている。安心安全な新しい遊び場としていろいろな提案が出てくるようになれば」と期待を寄せる。
対象は小学6年生まで。参加者は会場で受付後、指定の場所(番号で管理)で「らくがき」できる。マーカーなどの道具はイベント主催者側が用意する。
参加無料。参加した子どもには菓子(1個)を進呈する。
受付は各日9時。終了時間は各日15時(予定)。問い合わせは伏見地下街協同組合事務局(TEL 052-231-4409、平日・土曜=9時~18時)で受け付ける。仮囲いは2019年1月30日に撤去する。
同実行委員会が審査し、優秀な作品を選定。賞状、記念品を進呈し表彰する。発表は1月26日午後。