展覧会「ユーモアの作用、あそびの効用 Humorous Behavior,Playful Action」が2月2日から、アートラボあいち(名古屋市中区丸の内3)3階展示室で開催される。
あいちトリエンナーレ実行委員会と愛知県立芸術大学、名古屋芸術大学、名古屋造形大学の3大学が、「あいちトリエンナーレ大学連携プロジェクト」として合同で主催する展覧会。テーマに合わせて各大学から推薦を受けたアーティストが新たに制作した作品を展示する。
今回は「あそび」がテーマ。「あそび」から想起される「身体性」「相互作用」「行動」などをキーワードに、芸術行為に内包される「あそび」の可能性や拡張性を改めて問い直す。出展アーティストは秋良美有さん(愛知県立芸術大学卒業)、大久保拓弥さん(名古屋芸術大学卒業)、小杉滋樹さん(名古屋造形大学卒業)の3人。
企画・協力に、大型児童館としてアートを取り入れた「あそび」のプログラムを長年展開してきた長久手市の愛知県児童総合センターが参加し、展覧会の枠組み自体の拡張を試みる。アーティスト、芸術大学、児童館、アートセンターが交わり、「人間文化を形成する芸術」という「あそび」の可能性を模索する「体験の場」にするという。
初日は2階多目的スペースで、アートラボあいちディレクター服部浩之さん、愛知県児童総合センターの牛田康弘さんによるトークとオープニングレセプションが行われる。開始時間は16時30分。
開館時間は11時~19時(開館日は金曜~日曜、祝日)。入場無料。3月24日まで。