「ご当地あんこ」と「変わり種あんこ」を味わえる食べ比べイベント「あんこ部 at 名古屋 ~あんこ食べ比べ~」が7月7日、久屋大通駅近くのレンタルスペース「バンビスペース」(名古屋市中区錦3)で開催される。
主催は「日本あんこ協会」(東京都豊島区)。全国に約500人の会員がいるあんこ愛好家協会団体で、ビジョンに「あんこを通じて世界平和を実現すること」を掲げる。名古屋ではこれまでに、東京三大どら焼き、東京三大豆大福の食べ比べイベントを開催。あんこ食べ比べは初めて。
「ご当地あんこ」として愛知県みよし市の製餡(せいあん)会社「ナニワ」のあんこを用意。「変わり種あんこ」は兵庫県神戸市の松原製餡所が作るもので、ラムネあん、赤ワインあん、キャラメルマキアートあん、クリームチーズあん、レモンあん、きな粉あんなど。当日は10種類以上を食べ比べできる。
スプーンですくってそのまま味わうことができるほか、もなかの皮やクラッカー、餅をワッフルメーカーで焼き上げたモッフル(予定)など、あんこに合わせる食べ物も用意。異なるあんこを組み合わせて楽しむこともできる。口直しに塩気のある食べ物も用意する。
他エリアで開催した際の参加者からは「こんなにたくさんの種類のあんこを食べるのは人生初の体験で楽しかった」「説明を受けながらつぶあんの食べ比べ体験ができたのでとても興味深く楽しかった。同じつぶあんでもこんなにも味が違うとは驚きだった」などの感想があったほか、「ラムネあんとレモンあんの2色最中を作って食べたら爽やかでおいしかった」「小倉あんと、トッピングで用意されていたバターを最中にして挟んで食べたら最高においしかった」といった声があり、組み合わせを楽しんだ様子がうかがえる。当日はあんこの種類は異なる可能性がある。
政府統計の発表によると7月は家庭でまんじゅうや和生菓子の購入頻度が最も低くなる月。会長のにしいあんこさんは「7月こそ、積極的に新しいあんこの居場所を創出していく必要があると考える。名古屋には、小倉トーストをはじめ、あんこの新たな居場所を多数創出してきた実績がある。まさに名古屋の人々はフロンティア精神であふれており、7月7日に名古屋の皆さまとあんこを食すことが、新たなあんこの居場所を考え、新発想をする絶好の機会となる」と話す。
開催時間は朝の部=11時~13時、昼の部=14時30分~16時30分。定員は各回20人。参加費は3,500円(あんこ協会員は3,000円)。参加申し込みはPeatixで受け付ける。