都心エリアでの防災啓発イベント「名古屋ShakeOut」が9月11日、「オアシス21」(名古屋市東区東桜1)銀河の広場で開催される。主催はNPO久屋大通発展会(TEL 052-325-2951)。
東日本大震災発生の翌年から始まった同イベントは今年で8回目。コンセプトは「『しゃがむ!かくれる!まつ!』のいのちをまもる3ステップを誰でも、どこでも、3分でできる防災訓練」。
例年、名古屋市消防局や愛知県警の指導の下、地域の防災ボランティア・愛知県宅建協会などが協力して、名古屋テレビ塔(中区)の下で観光客などに啓発グッズ配布、起震車、応急手当、初期消火などの体験コーナーなどを設置していたが、今年はテレビ塔と久屋大通公園の改修工事のため、会場を「オアシス21」に変更した。当日は、応急手当、初期消火訓練、炊き出し訓練、火災時の避難訓練ができる「煙体験」などを展開する。
同NPO事務局を務める名古屋テレビ塔の石坂喜和さんは「今年は会場が変わったため、申請や企画も限られており大変だったが、消防や警察との打ち合わせでも皆さんがすごく協力的で大変心強かった。栄の皆さんで当日の訓練を迎えたい。誰でも参加可能なので、楽しく真剣に訓練に参加してほしい。多くの事を学べるはず」と参加を呼び掛ける。
開催時間は14時~15時30分。参加無料。申し込みは「名古屋ShakeOut」まで、ホームページとファクスで受け付ける。雨天決行、荒天中止。