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日本舞踊西川流が新会館の舞台開き 人々のふれあいの場に

西川流が新会館を開場。舞台開きの礼拝の儀式を行う西川右近総師

西川流が新会館を開場。舞台開きの礼拝の儀式を行う西川右近総師

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 日本舞踊西川流が9月28日、新会館(名古屋市昭和区駒方町2)を開場。同館内の大稽古場で舞台開きを行った。

祝舞「長唄 鶴亀」を踊る西川千雅家元

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 西川流は瑞穂区初日町にあった稽古場が建物の老朽化により2017(平成29)年に閉館。星城大学・丸の内キャンパス(中区丸の内1)に仮稽古場を設け、舞踊の練習などを行っていた。

 新築した西川会館は3階建てで、舞台のある大稽古場、小稽古場、会議室を設置。日本舞踊の稽古場ほか、教室、リハーサル、イベントなど、様々な文化発展の場として活用するという。

 舞台開きで西川千雅家元は「前の家元稽古場は、先々代の二世家元・西川鯉三郎が1962(昭和37)年に建てた住宅兼稽古場を、1985(昭和60)年に県に寄付したもの。それ以来、西川会は公益法人として日本舞踊普及に取り組んできた。老朽化で取り壊しになり、この2年間は星城大学で稽古をさせていただいた。この度、新会館が出来上がり、稽古できるようになったのは、皆さまの協力、支援の賜物。御礼申し上げます」と来館者にあいさつ。千雅さんは、西川右近総師、西川カーク別格師範と共に舞台で礼拝の儀式を執り行った。

 礼拝の儀を終えた千雅さんは祝舞「長唄 鶴亀」を踊り、名妓連組合の「名古屋甚句」「金の鯱」、金沢西芸妓組合の「金沢・お座敷太鼓」などが披露された。

 一般財団法人西川会代表理事を務める右近さんは「多くの皆さんのおかげで、閉館からわずか2年でこの日を迎えられた。私の思い描いた通りの建物を作っていただき、考えられる精一杯の大きな仕事ができた。ここで子どもたちに踊りを習ってもらいたいし、近くのデイサービスの高齢の方々にも遊びに来てもらいたい。ここを子どもから大人までが集うふれあいの場所にしたい。それができるように命ある限りやっていきたい。新しい舞台を多くの皆さんに利用してもらいたい」と語った。

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