日本茶専門店「一千花(いちか)名古屋 栄店」(名古屋市中区栄3)が10月26日、矢場公園前にオープンした。
今年6月に原宿に1号店をオープンした同店。今回の名古屋への出店は2号店目になる。同店を手掛ける「Pictors & Company」(東京都渋谷区)社長の水口史椰さんは「一千花は、日本人に長年愛され続けている『お茶を飲む』という体験や文化を、現代風にカジュアルに楽しんでいただける日本茶ブランドとして誕生した」と話す。
茶葉は静岡や鹿児島など全国から「厳選して」買い付けたもので、オリジナルの合組(ブレンド)のほか、品種の違いを楽しめるストレートティーを用意する。「お茶の深い香りを楽しんでいただくために茶葉ごとに最適な淹(い)れ方や温度で、一杯ずつ店内で淹れて・点(た)てて提供している」(水口さん)。
メニューは、「抹茶ラテ」(550円)、「和紅茶ラテ」「ほうじ茶ラテ」(以上、各500円)のほか、名古屋栄店ではストレートティーも販売。「浅蒸し煎茶(まちこ)シングルオリジン」(450円)、「ほうじ茶」(350円)、「半発酵ほうじ茶」「紅茶」(以上、各400円)で、ホット、アイスに対応する。トッピングには店内で仕込む「生タピオカ」(50円、倍の量=100円)を用意する。
原宿店では10~20代の女性客が中心だが、30~40代の男性客の姿も多く幅広い世代の利用があるという。「名古屋栄店でも老若男女、さまざまな方にお茶を飲んでいただきたいと思っている。特に20~30代女性にちょっとした作業のお供や仕事の息抜きに一千花のお茶を取り入れていただければ」とも。
店舗面積は約15坪。9席を設ける。営業時間は11時~20時(土曜・日曜・祝日は10時~)。