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金山で「演劇のつくりかた」講座 有名劇場のプロデューサー講師に迎え

「アートマネジメント講座 演劇のつくりかた 世田谷パブリックシアター編」をのチラシを手に日本特殊陶業市民会館副館長の木村寛さん(右)

「アートマネジメント講座 演劇のつくりかた 世田谷パブリックシアター編」をのチラシを手に日本特殊陶業市民会館副館長の木村寛さん(右)

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 「アートマネジメント講座 演劇のつくりかた 世田谷パブリックシアター編」が2020年2月29日、日本特殊陶業市民会館(名古屋市中区金山1、TEL 052-331-2141)で開かれる。

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 芸術・文化に親しみ理解を深めることを目的に毎年、同館主催で開催している。これまで名古屋フィルハーモニー交響楽団やオペラ歌手集団「名古屋二期会」の人を講師に迎え実施してきた。

 今回は演劇にスポットを当て、「世田谷パブリックシアター」プロデューサーの浅田聡子さんを講師に迎える。東海エリアの演劇シーンの活性化を目標に開催。同講座を担当する同館副館長の木村寛さんは「自分が『見たい』と思う演劇の名古屋公演がなかったり、東京に見に行くにしても交通費などもかさみ気軽には見に行けない。演劇に対する認知、理解を広め、名古屋の演劇の環境を整えたいという思い。この講座が初めの一歩になれば」と話す。

 当日は浅田さんが、世田谷パブリックシアターの作品を題材に、どのように組み立て本番に至るかまでの過程、苦労話などを話す。参加者からの質疑応答にも対応する。「作品鑑賞だけでなく、製作側や演じる側のことを知っておくと気付くところも多い」と木村さん。

 講座への参加は演劇の経験を問わず、関心のある人誰でも参加できる。「特にこれからを担う若い人に来ていただければ」とし、演劇部のある高校や演劇を学ぶ専門学校にも参加を呼び掛けているという。

 開催時間は14時~。参加無料。定員70人で高校生以上が対象。参加申し込みは同館窓口のほか、電話、ファックス、メールで受け付ける。1月31日まで。

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