
中日ドラゴンズの矢野博也社長とポッカサッポロフード&ビバレッジの岩田義浩社長が3月16日、河村たかし名古屋市長を表敬訪問した。
「でらスポ名古屋 みんなにドラCAPプロジェクト」で配布されるキャップ
同球団の今期の抱負を述べるほか、「でらスポ名古屋」の新企画「でらスポ名古屋 みんなにドラCAPプロジェクト」について報告した。
今シーズンのプロ野球試合は、3月20日に開幕予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期になっている。矢野社長は「4月10日に開幕できないかな、と希望的観測を持っている。選手は元気。若い選手、ベテランをうまく使いいい形で再出発したい。安心してく球場に見に来られる準備をしたい」と話した。
「でらスポ名古屋」は2013(平成25)年に設立した名古屋市教育委員会が主体の団体。中日ドラゴンズや名古屋グランパスなど13のスポーツチームが参加。名古屋市民にスポーツの素晴らしさを伝え、スポーツを身近に感じてもらう目的。名古屋に本社を置くポッカサッポロフード&ビバレッジも設立当時から次世代応援を目的に、同団体関連のイベントでドリンク協賛をするなど関わってきた。
「でらスポ名古屋 みんなにドラCAPプロジェクト」はポッカサッポロフード&ビバレッジが名古屋市と協議し中日ドラゴンズにも協力を得て新しく立ち上げた。4月下旬には、名古屋市内の公立小学校266校に入学する新一年生を対象に、中日ドラゴンズキャップ約21000個を進呈する予定。今回の新一年生が6年生になる6年間は同取り組みを続ける意向。
子どもたちのスポーツ振興や健全な育成をサポートするほか、名古屋を象徴するドラゴンズを活用して地元への愛着を作る。帽子をかぶって熱中症などの危険から子どもたちを守る目的などがあるという。岩田社長は「次世代の子どもたちと名古屋に貢献したい。まちなかで、このキャップをかぶった子どもに出会えたらうれしい」と話す。