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再整備進める久屋大通公園が2020年秋オープンへ 35の出店情報発表

名古屋テレビ塔を望み久屋大通公園と店舗が一体になった「Hisaya-odori Park(ヒサヤオオドオリパーク)」イメージ(画像提供=三井不動産)

名古屋テレビ塔を望み久屋大通公園と店舗が一体になった「Hisaya-odori Park(ヒサヤオオドオリパーク)」イメージ(画像提供=三井不動産)

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 三井不動産は6月23日、名古屋市栄地区にある久屋大通公園(北エリア・テレビ塔エリア)に建設中の公園と店舗が一体になった「Hisaya-odori Park(ヒサヤオオドオリパーク)」(愛称)の現状の出店店舗情報を発表した。開業は今秋を予定。

店舗施設から名古屋テレビ塔前の水盤を望むイメージ

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 南北約1キロメートルの公園に、2階建て(一部平屋)の24棟の店舗施設を設置し、公園と合わせて運営・維持管理を行うPark-PFI制度を用いた事業で、日本最大級のPark-PFI事業だという。すでに店舗施設の形は完成。施設全体の完成に対して工事の進捗(しんちょく)の割合は公開していない。

 4つのテーマに分けたゾーンに約35の飲食・物販が出店し、うち21店舗が名古屋初出店となる。

 最北にある大きな芝生広場を設置する「学びの森ゾーン」には、本と「その先の体験」を提供する書店「天狼院書店」、子ども向け英語フィットネスクラブ「MY GYM」などが出店。通りにアートやライトアップを施しカフェやレストランが出店する「アーバンリゾートゾーン」は、スヌーピーが登場するコミック「PEANUTS」ゆかりのアメリカ西海岸をテーマにした「PEANUTS Cafe」、タリーズコーヒーとイタリアの自転車メーカー「Bianchi」がコラボするサイクルカフェ、軽井沢で人気の「ELOISE’s Cafe」、糀(こうじ)を使った料理や日本酒を提供する「糀 MARUTANI」など。

 テレビ塔の足元に位置する芝生エリアを持つ「コミュニケーションゾーン」には、「卓球角打ち」うがコンセプトの卓球複合施設「T4 NAGOYA」、物販のほかテークアウトメニューも提供するアウトドアブランド「Snow Peak」、イギリスのアウトドアブランド「karrimor store」、「fashion + bicycle」がテーマのファッションブランド「narifuri」など。

 愛知芸術劇場や商業施設「オアシス21」目の前の「シンボルゾーン」には、物販とドリンクを提供する「ポロ ラルフローレン」「ラルフズコーヒー」、東海エリア初出店のファッションブランド「TATRAS」の直営店、大阪発のクレープと紅茶の店「ROCCA&FRIENDS CREPERIE to TEA」、名古屋のクラフトビール醸造所「ワイマーケット」の新業態「ワイマーケットのクラフト食堂 ナゴロバ」など。

 同社広報担当者は「文化発信、交流拠点の創出の場として、幅広い層の方に楽しんでいただける。公園と親和性のあるテナントを誘致できた。中でも名古屋初の店舗は注目度が高まるのでは」と話す。

 店舗の営業時間は11時~23時の予定(各店舗により異なる)。公園は24時間使用可能。

 公園内には木々の新植のほか、夜間には照明や音楽を使った空間演出ができる(予定)全長80メートルの水盤や、地下街と地上をつなぐ空間には大型デジタルサイネージを設置。地下街と公園をつなぐエレベーターとエスカレーターを新設し、動線も整備する。

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