「ドン・キホーテ栄三丁目店」(名古屋市中区栄3)が2月26日、オープンする。
場所は大津通り沿いのアパレルブランド「GAP」が撤退した施設。周りには松坂屋やパルコなど百貨店やファッションブランドの路面店、個人店、企業などが立ち並ぶ名古屋の繁華街。
栄エリアにはすでに地下鉄栄駅前に「栄本店」(旧店舗名は名古屋栄店)があり、2店舗目の出店となる。同じ大津通り沿いで約600メートルの距離に位置する。同じエリア内への出店について、同店を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス広報担当者は「このエリアは商業の中心地のため、当社にとってまだまだポテンシャルがあると考えた」と話す。
栄三丁目店の店舗面積は約932平方メートルで、売り場は1~3階の3フロア。ドン・キホーテの平均売り場面積は1000~3000平方メートルで、1000平方メートル以下の栄三丁目店は小さい店舗といい、オールターゲットではなく若年層や周辺ワーカーをメインターゲットに据えた商品に注力する。栄本店は駅前の立地で約4680平方の売り場を有し、若年層から年配層まで、オールターゲットに対応する品ぞろえだという。
栄三丁目店の1階は「コンビニのようなイメージ」で、弁当、おにぎり、パン、ドリンクなど食べ物を豊富にそろえるほか、酒類、日用消耗品などを扱う。「出勤前に朝ご飯を買うために立ち寄っていただくほか、ランチ利用も想定する」(同)。
2階は韓国コスメをはじめとしたコスメ、カラコン、香水、サロン専売のヘアケア用品など、3階はeスポーツ関連のグッズや、スマホアクセサリーなど若年層を意識した商品を扱う。
営業時間は8時~24時。