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「なごや・ロケーション・ナビ」が開設20周年 記念サイトで活動を紹介

名古屋で行われる映画やテレビドラマなどのロケーション撮影を支援するフィルムコミッション「なごや・ロケーション・ナビ」が開設20周年

名古屋で行われる映画やテレビドラマなどのロケーション撮影を支援するフィルムコミッション「なごや・ロケーション・ナビ」が開設20周年

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 名古屋で行われる映画やテレビドラマなどのロケーション撮影を支援するフィルムコミッション「なごや・ロケーション・ナビ」が9月3日、開設20周年を迎えた。同組織はこれを記念して、サイト内に特設ページを立ち上げた。

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 同組織は2001(平成13)年に、映画、ドラマ、CMなど、さまざまな映像作品のロケーション撮影を誘致し、ロケをスムーズに進めるための非営利公的機関として、「公益財団法人名古屋観光コンベンションビューロー」内に開設。ロケーションの紹介のほか、エキストラの募集・手配や各種申請の代行など、映像制作への幅広い支援・協力をしながら、映像作品を通じて名古屋の魅力的な地域性を広く発信することを目指している。

 2020年度末までに撮影支援した作品は合計で1200本以上。最近の支援作品では「劇場版『名探偵コナン 緋色(ひいろ)の弾丸』」「唐人街探偵 東京 MISSION」「名も無い日」などが公開されている。

 名古屋観光コンベンションビューローのフィルムコミッション担当の三宅友里さんは「開設から20年。今まで微力ながらお手伝いした作品が1200を超え、フィルムコミッション担当の先輩方がつないできたバトンの重さを痛感している。作品の誘致は、ロケ地はもちろん、関係機関や地域の協力なくしては成り立たない。ボランティアエキストラの方々にも、暑い日も寒い日も、作品を現場で支えていただいた。今、製作者の方々に『名古屋は撮影がしやすい』と言っていただけるのも、皆さまの温かいご支援のおかげだと思っている」と話す。

 記念サイトの内容は主に3つ。「なごや・ロケーション・ナビPR動画」は、約4分の動画で20年の歴史を振り返り、同組織の活動やロケ地としての名古屋の魅力をPRする。「監督からのお祝いメッセージ」は、これまでに支援した作品の監督から届いたお祝いメッセージを紹介する。「20周年記念関連イベント」では、過去に支援した作品の上映イベントなどを実施する(新型コロナウイルスの感染状況により判断。決定次第サイトで告知予定)。

 三宅さんは「20周年記念のページではイベント情報なども随時更新していくので、楽しみにお待ちいただければ」と呼び掛ける。

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