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名古屋パルコに「行き先を選べない」カプセル型自販機「旅くじ」 「金の旅くじ」も

Peach Aviation 森健明CEO(右)と、「金の旅くじ」のミッションのキーワードが書かれたパネルを持つ客室乗務員

Peach Aviation 森健明CEO(右)と、「金の旅くじ」のミッションのキーワードが書かれたパネルを持つ客室乗務員

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 「行き先を選べない」カプセル型自販機「旅くじ」が11月11日、名古屋パルコ(名古屋市中区栄3)西館1階インフォメーションカウンター横に設置された。

選べない「行き先」が書かれた名古屋パルコに設置する「旅くじ」の中身

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 「Peach Aviation」(以降、Peach)が企画・販売する。8月に心斎橋パルコ内のワーキングスペースに初めて設置し、第1弾を販売開始して約2カ月で約3000個を販売。10月に渋谷パルコに設置し第2弾を販売開始。開始4日間で約1800個を販売した。

 カプセルの中には、「行き先」と、くじで引いた行き先限定で使える「ピーチポイント」(同社の航空券が購入できる)の交換コード、オリジナルバッジが入る。名古屋パルコに設置する自販機には、セントレア発着の国内線4路線の札幌(新千歳)、仙台、沖縄(那覇)、石垣のいずれかの「行き先」が書かれている。機械には約150個のカプセルが入り、補充していく。

 「旅くじ」は1回5,000円。カプセルの中身の同ポイントは6,000円分のほか、1万円分が入っているものもある。往路・復路のどちらにも使うことができ、本人分に加え同行者の航空券も購入できる。購入したい航空券の金額に差額が生じた場合はクレジットカード払いするか、ピーチポイントを新規購入する必要がある。交換コードの有効期限は約半年先で、毎月カプセルの中身を交換し、有効期限も管理する。

 同企画を生み出した同社ブランドマネジャーの小笹俊太郎さんは「新型コロナが訪れたことをきっかけに、何か面白いこと、ワクワクできるものをつくりたいと企画した。くじ引きする瞬間から、ワクワクする想像がスタートする」」と話す。行き先が書かれた用紙には、「一番ハンサムな石垣牛探してきて!」など旅先で行う「ミッション」も掲載されている。「くすっと笑えるような内容を社員で考えた」(小笹さん)。

 「旅くじ」の支払いはPayPay払いのみ。支払いボタンを押すと、カプセルが出てくる自販機のボタンを押すことができる。購入者の列ができている場合の購入は1人1回を「お願い」する。

 「Peachの運賃は変動制なので、料金を見極めて航空券を購入いただいてもいい。気軽に旅に出掛けてほしいという思い」(同)とも。

 名古屋版には初回充填分の4個限定で「金の旅くじ」も用意。金色のカプセルには3万円分相当のポイントと、同社の森健明CEOが考えたとういうミッションが入る。森CEOは「Peachの就航路線や、国内線の片道料金がだいたい5,000円程度とお値打ちであることも知ってもらえたら。ワクワクと旅先での新しい出合いや体験のドキドキも味わってほしい」話す。

 名古屋パルコの営業時間は11時~20時。「旅くじ」の設置終了時期は未定。

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